女優・北原里英(27)、小島藤子(25)、浅川梨奈(20)、松田るか(23)、さいとうなり(24)、小宮有紗(25)が10日、東京・練馬のユナイテッド・シネマ としまえんで『映画 としまえん』(監督:高橋浩/配給:投影ビデオ)初日舞台あいさつを高橋監督とともに開いた。
遊園地としまえんでまことしやかにささやかれる都市伝説『としまえんの呪い』をめぐり、夜の遊園地に閉じ込められた大学生たちが恐ろしい目に遭うホラームービー。としまえん全面協力のもと制作されている作品となっている。
北原は「撮影がちょうど1年前でした。としまえんの真横の映画館なので嬉しく思っています。全国で1番この映画館で観てもらわないといけない映画だと思っています!」と、強く呼びかけると、小島は「やっと公開となって嬉しいです!観ていただいてどんな反応を頂けるのかドキドキしています」と、心境を。
浅川はといえばとしまえんに郷愁を感じているようで、「子供の頃からとしまえんは身近に感じていたんです。長年愛されている遊園地いいなと思っていて、すごく幸せだなって思いました」と、愛着を語れば、松田は「この映画館で観てほしい!観た後でも観る前でもいいので、としまえんを楽しんでもらいたいです」と、熱いとしまえん愛を話す。
さいとうはといえば、「みんなも1年前とは違う感じだったりとか、本人が成長したので、1年タイムカプセルを開けたような気分」と、しみじみ振り返れば、小宮は「ホラー映画なので夏にぴったりな作品かなと思います。きょうはいい天気で夏日のように暑かったので、初日にはちょうどいいなと思って。映画を観てヒヤッと涼しくなって帰ってもらえればと思います」と、季節ものの映画の側面も伝えていた。
こういったホラー映画というと、撮影中に心霊現象のようなものが起こるのが定番だが、何かなかったのかと司会が尋ねると、北原は「なかったので次の質問に(苦笑)」と、サラリと流していたが、続く浅川が作品ネタバレをポロリと漏らし、6人は大焦りで一気にヒートアップ!そこに小宮が、「私の役どころてきにいろいろあるんですよ。鏡を見た自分の顔がホラーかなって」と、“火消し”を買って出てチームワークの良さを見せていた。
そんな小宮だが、上映前ということで、「2役を演じている感じなんです。監督に相談して。あとは何も言えることがないんですよ。先日の上映会のときは上映後だったから、思っていたよりちゃんと話せるから良かったと思っていたんです。けど、いまはえっ!?何話すと思っているのが現状です」と、話せる範囲で気を使いながら話すこともあった。
ほかにも同年代が集まっているだけに、北原はその後仲良くなったと話しており、「舞台を一緒に観に行ったりしたしやってよかったなと思いますね」と、得たものもあったようだ。
そんな6人のキャストを見ながら、高橋監督は「現場で細かく演技指導をしている時間ないだろうなと思っていたんです。だから、演技表を作って渡したんですけど、みんなさらに踏み込んでその上を来るという感がすごかったんです」と、演技を褒めていた。
最後に北原から、「内容はドロドロしているホラー映画ですが、ホラー好きじゃない人もギリギリ楽しめる映画だと思います」とアピールしていた『映画 としまえん』は公開中!