スクールアイドルグループ『Liella!』の澁谷かのん役・伊達さゆり、唐可可(タンクゥクゥ)役・Liyuu、嵐千砂都役・岬なこ、平安名すみれ役・ペイトン尚未、葉月恋役・青山なぎさ、桜小路きな子役・鈴原希実、米女メイ役・薮島朱音、若菜四季役・大熊和奏、鬼塚夏美役・絵森彩が21日、東京・有明アリーナで開催された『日中国交回復50周年記念アジア・エモーショナル・ミュージック・フェスティバル』(AEMF)DAY2公演の2組目に登場し、観客たちと一緒に盛り上がった。
オールメディアで展開しているラブライブ!シリーズの最新作で2021年7月よりNHK EテレにてTVアニメが放送された『ラブライブ!スーパースター!!』から新たに誕生したスクールアイドルグループ『Liella!』(リエラ)。表参道・原宿・青山という3つの街のはざまにある新設校・私立結ヶ丘女子高等学校を舞台に、初めての入学生である澁谷かのんを中心とした少女たちが紡ぐ物語となっている。今年5月には2期生となる新キャストとして鈴原、薮島、大熊、絵森の4人が加わり、同7月にはTVアニメ2期が放送されている。
『Liella!』は、前日20日、同所にて開催された『WEIBO Account Festival 2022』授賞式に優秀IPアイドル賞を受賞しており、勢いそのままのライブイベントとなる。
1曲目はTVアニメ第2期OP楽曲にもなった『WE WILL!!』から。同楽曲の衣装で登場したキャスト陣は、スクリーンにOPアニメーションが映し出されるなか、『ラブライブ!』シリーズでおなじみの、アニメーションのメンバーたちとキャストとのシンクロパフォーマンスを繰り広げる。
伊達による「みんなまだ行けるよね!盛り上がっていくぞー!」との声から2曲目にはロックテイストの楽曲『スター宣言』へ。こちらはクラップも入る楽曲となっており、キャスト陣もステージを横いっぱいに広がりながら観客と一緒にクラップを会場中に響かせた。
MCへ突入し、自己紹介をしつつ、伊達は「みなさん熱くなって頂けたでしょうか」と尋ねたり、キャスト陣に「楽しいね」と笑顔を向ける。岬はフェスということで、初めて『Liella!』を見たという人数を尋ねると、その人数が多いことに、『Liella!』を知ってもらう機会が増えたことを喜ぶ様子も。ここで伊達は「昨年まで5人で活動させて頂いていましたけど、(今年5月に)9人になって、9人では初めてのフェスなんです!」と、アピールした。
中盤は、音楽番組『FNS歌謡祭2022冬』でも披露されたサイバー感あふれる楽曲『ビタミンSUMMER!』。曲の途中でキャストから「もっともっと!」「まだまだー!」などの声が入るなかより、熱を増していくものに。
続けては、暗転からはじまり、ラップ調で韻を踏むような楽曲『POP TALKING』を披露。歌唱中には花道を走って会場中央に設置されたセンターステージでもパフォーマンスし、ペイトンがリズムに乗って1人大ジャンプを見せる一幕なども。そのまま薮島センターの楽曲『揺らぐわ』で目を引いた。
ラストMCでは、『Liella!』の“部長”を嵐千砂都が務めているということで、岬から3rdライブツアーのアナウンスをして「こちらのホームページに」と、映像を意識したようなコミカルな動きでアピール。
ラストソングはお祭りソング『Chance Day, Chance Way!』。後方の大スクリーンにTVアニメ第2期8話の映像も流れるなか終盤の大サビの部分では岬がスカートをふわりと揺らしながら躍動感たっぷりの大ジャンプを見せて目を引いていた。
すべてのパフォーマンスを終え、走ってステージ中央最後方で9人が集まると、伊達の「せーの!」の声とともに「謝謝!」と、感謝を伝えてステージを終えた。
■セットリスト
M1:WE WILL!!
M2:スター宣言
M3:ビタミンSUMMER!
M4:POP TALKING
M5:揺らぐわ
M6:Chance Day, Chance Way!
※Liella!過去記事
・Liella!「WEIBO Account Festival 2022」優秀IPアイドル賞に
・Liella!アニメ2期構成3rdツアー!青山なぎさへほっぺチューされる【宮城公演Day1・レポ前編】
・Liella!・岬なこ お団子からストレートヘア姿で歌唱【宮城公演Day1・レポ中編】
※記事内写真は「撮影:GEKKO Takayuki Arai」