俳優・前田拳太郎が24日、東京・ユナイテッド・シネマ豊洲で映画『仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル』(監督:柴崎貴行/配給:東映)公開記念舞台あいさつに『仮面ライダーギーツ』から浮世英寿/仮面ライダーギーツ役の簡秀吉、桜井景和/仮面ライダータイクーン役の佐藤瑠雅、鞍馬祢音/仮面ライダーナーゴ役の星乃夢奈、吾妻道長/仮面ライダーバッファ役の杢代和人、ヒロインの一人・ツムリ役の青島心、『仮面ライダーリバイス』から五十嵐大二/仮面ライダーライブ役の日向亘、五十嵐さくら/仮面ライダージャンヌ役の井本彩花、ゲストキャラクターの仮面ライダーシーカー/轟戒真役の大貫勇輔、最悪のゲームマスター・コラス役の池田鉄洋、主題歌『Change my future』歌手・倖田來未とともに登壇した。
2021年9月5日から2022年8月28日までテレビ朝日系で放送した、仮面ライダー50周年記念作品『仮面ライダーリバイス』。現在、毎週日曜日午前9時よりテレビ朝日系にて放送中の最新作『仮面ライダーギーツ』の2作品のクロスオーバー作品。前田は『仮面ライダーリバイス』の主人公で五十嵐一輝/仮面ライダーリバイ役を演じた。
前日23日より公開となり、『仮面ライダーリバイス』の“本当の最後”が描かれているということで、今の心境として、「リバイスとして最後の映画が無事に公開されて嬉しいという気持ちと、バイスの復活など、五十嵐家の絆が深まった感じがしました」と、しみじみ。
日向も「いい意味でリバイスらしい終わり方でした。みんなで集まるのもこの映画が最後の花道だったので悔いなく撮りきろうと話していました」と、結束して1つになって頑張ったそうだ。
井本はこれまでの撮影を通してそれぞれの表情などがたくましくなったと語っていたが、これには前田も日向もうなずき、前田は初期のころより「全然別人のように変わっていると思います」と自身でも感じていたそうで、日向も「僕たち凛々しくなりましたよね。いま最初の映画は恥ずかしくて見返せないよね」と、相当な変化があったよう。
作品のテーマになっているバトルロワイヤルの“頂点”を争う本作に絡め、ほかキャストには絶対に負けない“1番”を答えていくことに。前田は、「僕空手をやっているので空手といいたいんですけど、隣(簡)に空手やっている人もいるし……」と言いつつ、それでも空手を推していた。
ゲスト陣との共演についても語ることがあり、大貫は前田らへ「現場でお話をしていて、背がでっか!と思って(笑)。なんてスタイルがいいんだって思って」と、その居姿に驚いたそう。逆に前田は大貫へ「車から出てくる瞬間に強そうだなって思って。勝てるのかなって思って(苦笑)。そのときの大貫さんの存在感に圧倒されました。すごい迫力でした」と、返して2人で笑い合っていた。
続けて前田は池田へ「すごく不気味なお芝居が輝いていて。ずっと、ヒーローなどの役をやっているので、自分がもし悪役をやるときは池田さんみたいな演技できれば」と、悪役願望を挙げると、司会が念押しして悪役をやりたい?との問いかけがされ、「やりたいです!いつかお見せできるように」と、ニコリと笑っていた。
また、『仮面ライダーリバイス』組のキャスト陣は先輩として余裕があるのか、ほかのキャストがコメントをしているときに、客席に小さく手を振ったり、ポーズをとったり、日向は銃をバキュンと撃つような仕草を見せたりと、“ファンサ”連発をして観客の心を鷲掴みにしていた。
そして、前田から「ギーツのみんなを見ていると、僕たちもライダーのバトンを渡すことができたのかなって感じました。これから、仮面ライダーという作品はみなさんが応援してくれる限り続いていくと思うので、みなさんも、仮面ライダーという作品を愛して頂ければと思っています」と、メッセージを寄せていた。
映画『仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル』は公開中!
※前田拳太郎過去記事
・藤岡弘、簡秀吉、前田拳太郎 38人と「THE 仮面ライダー展」開幕
・前田拳太郎「仮面ライダーリバイス」ケインから「びっくり」
・豆原一成「仮面ライダーリバイス」現場で前田拳太郎とワタワタ?