俳優・役所広司主演で吉沢亮らが共演する6日より上映予定の映画『ファミリア』(監督:成島出/配給:キノフィルムズ)。本作のメイキング写真が5日、解禁となった。
本作は山里に暮らす陶器職人の父・誠治と海外で活躍する息子・学、そして隣町の団地に住む在日ブラジル人青年・マルコスの3人を中心に国籍や育った環境や話す言葉などの違い、血のつながりを超えて強い絆で“家族”を作ろうとする姿を描いたオリジナル作品となっている。吉沢は 一流企業のプラントエンジニアとして赴任したアルジェリアで大切な女性と出会い、新しく家族をつくろうとする誠治の息子・学を演じている。
公開されたのは、役所と吉沢が陶芸家のポール・ロリマー氏の指導のもと、ろくろを回す貴重な姿や、在日ブラジル人達とのBBQパーティーを楽しむシーンの撮影現場にて役所と吉沢がリラックスした笑顔で見つめ合う様子が切り取られたメイキング写真3点。
吉沢との父子役での初共演について聞かれた役所は、「お母さんも早くにいなくなって、2人は心の絆が非常に強い親子なんですけど、誠治は彼の生い立ちのせいか親として自信がない父親なので、ちゃんと目を見て話せないようなキャラクターでした。ですからもっと顔を見ながらお芝居をするシーンがあれば良かったなあと思いながら、クランクアップの日、吉沢君をお見送りしました」と、振り返る。
一方で吉沢は、役所との初共演について「役所さんと一緒にお芝居できたのはすごく嬉しく光栄なことでした。いつかはご一緒してみたいと思っていましたが、こうして親子役でがっつり絡ませて頂けるとは」と興奮気味にコメント。続けて、「ろくろを回すのも凄く上手なんですよ。実は僕、2人で作っているシーンでは力を一切入れてなくて、役所さんの力加減だけであんな綺麗な形になったんです。陶芸もこなしてしまうなんて本当に凄いなと思いました。普段映画で見ている役所さんを生で感じることができ、とても幸せな時間でした」と、メイキング写真でも切り取られた陶芸シーンの裏側を明かしている。
映画『ファミリア』は2023年1月6日より新宿ピカデリーほか全国公開予定!
■STORY
山里に一人暮らす陶器職人の神谷誠治(役所広司)のもとに、アルジェリアに仕事で赴任している学(吉沢亮)が婚約者ナディアを連れて一時帰国。結婚を機に会社を辞め、焼き物を継ぐと宣言した学に誠治は反対する。一方、誠治が住む隣町の団地に住む在日ブラジル人青年のマルコスは半グレに追われたときに助けてくれた誠治に亡き父の面影を重ね、焼き物の仕事に興味を持つ。そんな中、アルジェリアに戻った学とナディアをある悲劇が襲い……。
※吉沢亮過去記事
・吉沢亮「やれれば嬉しい」夢?ディオールイベント登場
・吉沢亮 役所広司から「立派な息子」!「ウソです」のお茶目さも
・吉沢亮“外出”!「キリン生茶 免疫ケア」新TVCM登場
・吉沢亮 役所広司主演「ファミリア」で息子役!佐藤浩市ら出演
※記事内写真は(c)2022「ファミリア」製作委員会