俳優・阿部サダヲ、上戸彩、“キスマイ”の愛称で親しまれるアイドルグループ『Kis-My-Ft2』玉森裕太、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、佐々木蔵之介が10日、東京・丸の内ピカデリーで映画『シャイロックの子供たち』(監督:本木克英/配給:松竹)完成披露舞台あいさつを本木克英監督とともに開催した。
累計発行部数50万部を突破の作家・池井戸潤氏による小説『シャイロックの子供たち』(文春文庫)が原作。映画は小説と展開が異なり、独自のキャラクターが登場する完全オリジナルストーリー。池井戸氏が太鼓判を押した脚本である映画版『シャイロックの子供たち』に、2018年に大ヒットを記録した『空飛ぶタイヤ』の本木克英監督はじめメインスタッフが再集結している。作品は東京第一銀行の小さな支店で起きた、現金紛失事件がメガバンクにはびこる、とてつもない不祥事につながっていくという物語となっている。
本作のキャッチコピー『金か、魂か。』にかけて、自身にとって究極の二択を発表するコーナーが開催。そのトップバッターを務めた阿部が『ハンズかロフトか』と、東急ハンズとLoftかという問い掛けをして、「文房具なロフトかな」とぼやいていると、上戸は「うそー!文具ならハンズじゃないですか」と言い出し、そこからこの2択で盛り上がったが、作品からあまりに脱線した盛り上がりとなったため柳葉が思わず「おい、誰か止めろ!」と、ストップをかけることに。
その後も玉森が『一生、下着脱げないか 一生靴下脱げないか』という質問でふわっとした空気の中進行したこともあってか、柳葉が「お前らもっと真面目にやろうよ!頼むよ~」と、言いつつ自身は『表か裏か』と、作品内で見られる裏表をアピール。これは草野球の先攻か後攻かで思いついたとも話していた。
そこでふわっとした空気は止まるかと思われたが、杉本、佐藤が挙げたものに雰囲気が戻ってしまい柄本が「みんなふざけてるよね」と言いつつ、『生きるべきか死ぬべきか』と、ウィリアム・シェイクスピアの『ハムレット』の一節を繰り出し、「(『ヴェニスの商人』の)シャイロックですもん、シェイクスピアでしょ」と、アピール。さらに、その後の本広監督も「コンゲームか人間ドラマか」と、真面目に語りキッチリと締めていた。
イベントの締めくくりとして、司会から「シャイロックの子供たち!」との掛け声とともに金の紙吹雪の特効演出で、本作の公開へ向け勢いをつけていた。
※映画『シャイロックの子供たち』過去記事
・柳葉敏郎、佐藤隆太ら「シャイロックの子供たち」場面写解禁
・玉森裕太「正義とは何か」!「シャイロックの子供たち」場面写
・阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太ら「シャイロックの子供たち」本ビジュ