俳優・木村拓哉、伊藤英明が21日、愛知・ミッドランドスクエアシネマで映画『レジェンド&バタフライ』(監督:大友啓史/配給:東映)一般試写会舞台あいさつを大友監督とともに開いた。
東映70周年を記念した作品。織田信長(木村)と、“帰蝶”とも呼ばれている謎に包まれたその正室 ・濃姫(綾瀬はるか)を描く。政略結婚という最悪の出会いから始まった2人は、いかにして真の夫婦となり、共に天下統一へと向かって行ったのか……魔王と呼ばれながらも時に悩み苦しむ信長を<ひとりの人間>として描き、その側で支え続けた濃姫との知られざる物語となっている。
木村と大友監督は21日から23日にかけて3日間4都市(名古屋・岐阜・福岡・京都)を巡り、それぞれの会場でサプライズに登場している。同日、熱田神宮、岐阜を訪問した3人がこの日、最後に再び愛知県に戻っての舞台あいさつとなった。
一般のお客さん向けに開催されていた試写会にもサプライズで訪れ、映画を鑑賞したばかりで余韻が冷めやらぬ観客を前に姿を現した木村、伊藤、大友監督は割れんばかりの拍手の中迎えられることに。
午前中に熱田神宮を訪れていたことについて木村は「今日は熱田神宮でヒット祈願をさせていただきました。(信長と)関係の深い神社にお邪魔させていただき、自分を招いてくれたという形でしたので非常に嬉しかったです。その当時から今日に至るまで同じ場所に同じものが存在してくれているということにも感動しました。あの神社の中に足を踏み入れた瞬間に空気が違うなと感じましたので、あそこにはきっといらっしゃると思います」と舞台挨拶の前に信長とゆかりのある熱田神宮を参拝できたことにあらためて感謝を示した。
続けて伊藤も「監督と木村さんの後ろを歩いていたんですけど、木村さんが歩かれると参拝のお客さまがわっと分かれて幸せそうな顔で見てらっしゃるんですよ。信長も戦場へ向かう前、こうして兵の士気を高め勝利を掴みとったって、その時の僕自身の捉え方ですけど、信長は民や兵の士気を高めて一つの目標に向かっていくんだなって。いつもの参拝とは違う雰囲気を感じながら公開も間近ですし、いよいよ始まるんだっていう緊張感と高揚感を味わっていました」と慣れ親しんだ雰囲気とはまた一味違った参拝となったことに頬を緩ませていた。
撮影中の木村の印象を聞かれた大友監督は「途中から僕の中では木村拓哉と織田信長が一致していましたね。これは演出する上でとても大事なことで。信長だから“これは”やってはいけないという考えになると、せっかくの面白いアイデアが出来なくなってくる。ある段階から目の前にいる木村拓哉がイコール織田信長になりましたね」と、木村が表現した信長に自信を覗かせて名古屋での舞台あいさつは幕を閉じた。
映画『レジェンド&バタフライ』は27日より全国公開予定!
※21日から23日までのイベント記事
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※木村拓哉過去記事
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※記事内画像は(C)2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会