アイドルグループ『A.B.C-Z』五関晃一、塚田僚一がW主演する2023年6月公演の大阪松竹座開場100周年記念『夜曲～ノクターン～』（演出：中屋敷法仁）。本公演のビジュアルと共演者に兒玉遥、相楽伊織、愛原実花、河合雪之丞が起用されていることが13日、発表となった。
1986年に初演された作家・横内謙介氏初期の名作戯曲 『夜曲 放火魔ツトムの優しい夜』が原作。善人会議（後の扉座）で上演され大きな話題となり、その後さまざまな演出家やキャストで上演を重ねている作品。五関扮する気弱な放火魔・田山ツトム、塚田扮する700年前からやってきた武士・田村十五がW主演で務める。
共演者には、ツトムが放火する夜に必ず現れる謎の少女サヨ役に元『HKT48』の兒玉遥、古代から現代に若殿を追いかけてくる千代姫に元『乃木坂46』の相楽伊織 、魔物として千代姫を呪い、十五の行く手を阻む怨霊玉野尾に元宝塚娘役トップスター愛原実花、、物語の鍵を握る謎の『女』黒百合に、新派の女形 河合雪之丞が起用となった。
大阪松竹座開場100周年記念『夜曲～ノクターン～』は6月6日から同22日まで大阪松竹座にて上演予定！
■ストーリー
気弱な新聞勧誘員のツトム（五関晃一）は放火魔。
ある夜、彼は幼稚園の廃墟に放火する。そこに現れるサヨ（兒玉遥）という少女。サヨはツトムがマッチを擦ると必ず現れる不思議な少女で、話すのは今夜が初めてだった。ツトムが幼稚園の廃墟を放火したことをなぜか
喜ぶサヨ。すると、焼け跡から十五（塚田僚一）と名乗る武士が現れる。十五は700年前に、主君である早川家のお世継ぎ・虎清を守るために悪霊・玉野尾（愛原実花）と戦い、その呪いによって長い眠りに落とされていたという。
さらに次々と現代に蘇ってくる 700 年前の武士や姫たち。
玉野尾は深い恨みから虎清の失墜を狙い、虎清とその許嫁・千代姫（相楽伊織）の婚約を破棄させるべく、家来の黒百合（河合雪之丞）を虎清の元に送り出す。
時代を超えた勢力争いに巻き込まれたツトムは一体どんな選択をするのか…。
※A.B.C-Z過去記事
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※記事内画像は（C）松竹