人気異世界ファンタジー小説『転生したらスライムだった件』が今月20日より『転スラ 10thプロジェクト』を始動させることが19日に開催された『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』(監督:菊地康仁/配給:バンダイナムコフィルムワークス)グランドフィナーレ上映&『転スラ』新プロジェクト発表会内で明かされた。
作家・伏瀬氏が2013年2月20日より小説投稿サイト『小説家になろう』にて投稿をはじめ、9億PV(ページビュー)超え、コミック化されシリーズ累計発行部数3000万部突破している作品。連載が開始されてから10年という節目を迎えたことをお祝いするというもの。
プロジェクトの内容としては、伏瀬氏による完全新作スペシャルストーリーの連載。さらに、新規オリジナルアニメ『コリウスの夢』の展開、作品初となる大型イベントの開催などを予定している。
伏瀬氏の書き下ろしスペシャルストーリーは『とある休暇の過ごし方』と題して『小説家になろう』にて20日午前0時より連載開始!マイクロマガジン社より発行されている小説『転生したらスライムだった件』の9巻と10巻の間の物語となっており、リムル達が新必殺技の開発のため『魔塔』と呼ばれる古今東西の魔法が集まる地へ赴き研究にいそしむはずが争いに巻き込まれ……というもの。ちなみに、今回のスペシャルストーリーは『3×3EYES』『無号のシュネルギア』などを手掛けた漫画家・高田裕三氏によるコミカライズ化も決定となっており、詳細は後日発表となる。
一方、『コリウスの夢』は、”劇場版”のストーリーとして原作・伏瀬によって書き下ろされ、その後『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』の大原案となった小説。『転生したらスライムだった件 第2期』Blu-rayの特典ブックレットに収録されているが、これが全3話のオリジナルアニメとして2023年秋に展開が決定。TVアニメ第1期と第2期の間に『コリウス王国』で渦巻く陰謀にリムルが立ち向かうスぺクタルストーリー。オープニング主題歌を「転スラ」シリーズにて多数の楽曲を担当し、リムルの前世である三上悟役も演じた寺島拓篤が担当する。
寺島からは「またしても大役をいただいてしまいました。ありがとうございます。『またお前か。』とみなさまお思いでしょう。続く言葉が『もういいよ。』ではなく『おぉいいぞ、もっとやれ!』になるよう今回も必死で頑張ります!全3話のアニメシリーズに新作の主題歌がつくという珍しくも嬉しい展開に、やっぱり転スラチームは気合が入ってるな、と関心してしまいます。同時に、作品をより良くするための音楽制作に携わる者として、身が引き締まる思いです。今作にしかない魅力、キーワードと、転スラらしさをミックスした良い曲に仕上がるように精いっぱい取り組みますので、どうぞご期待ください!」と、メッセージを寄せている。なお、『コリウスの夢』の視聴方法などの詳細は後日発表を予定している。
ほかにも、シリーズの書籍の国内発行部数が3500万部、海外発行部数が500万部を超え、シリーズ累計の発行部数が4000万部を突破したことを記念したキャンペーンの開催が企画中であること。さらには、作品初となる大型イベントの企画中。2023年8月に公演予定で舞台化も決定などさまざまな企画が進行中であることも伝えられた。
また、今回の発表にあわせて、「転スラ」の各作家陣がそれぞれ描き下ろしたスライムリムルが集合した10周年記念ビジュアルも公開。続編となるTVアニメ第3期が2024年春に日本テレビ系にて放送が決定したこともアナウンスされた。
■『転スラ 10thプロジェクト』特設サイト
https://10th.ten-sura.com/
■スペシャルストーリー『とある休暇の過ごし方』の連載ページ
https://ncode.syosetu.com/n7972ib/
■舞台「転生したらスライムだった件」公式サイト
https://stage-ten-sura.com
■舞台「転生したらスライムだった件」公式Twitter
@ten_sura_stage
※転生したらスライムだった件過去記事
・岡咲美保、千本木彩花、沼倉愛美ら「転生したらスライムだった件 第2期」裏話トークなど披露!「転生したら何になりたい」の質問に個性たっぷりの返答が【レポート】
・岡咲美保 M・A・O、江口拓也から「転生したらスライムだった件」座長ぶり褒められ照れ笑い!花守ゆみり 前野智昭のヴェルドラはカワイイと証言も
・岡咲美保 転スラ展2は「インパクト」!嵐莉菜“魔王”願望告白
※記事内画像は(c)伏瀬・川上泰樹・講談社/舞台「転生したらスライムだった件」製作委員会