映画『リボルバー・リリー』(監督:行定勲/配給:東映)豪華キャストお披露目会見が28日、都内ホテルで開かれ俳優・綾瀬はるか、長谷川博己、ジャニーズJr.でアイドルユニット『Go!Go!kids』の羽村仁成、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也、アイドルグループ『SixTONES』ジェシー、豊川悦司、行定監督、原作者の長浦京氏、紀伊宗之プロデューサーが登壇した。
長浦京氏のハードボイルド・アクション作品。架空の大正時代を舞台に、「最も排除すべき日本人」と言われるほどの美しき凄腕諜報員・小曽根百合(綾瀬)が消えた陸軍資金をめぐって、アクションを繰り広げる。この日の登壇者以外にも、佐藤二朗、吹越満、内田朝陽、板尾創路、橋爪功、石橋蓮司、阿部サダヲ、野村萬斎の出演も発表された。
会場内には全長13メートルのランウェイが設置されるなかでのものとなり、本作へかける制作側の意気込みが伝わってくるような雰囲気に。そんななか、ランウェイの大トリとして背中のバックリ開いた黒ドレス姿でランウェイを歩いた綾瀬。
ランウェイを歩いてみて、「慣れない登場で緊張しています。(この会見を)楽しんでいきたいと思います」と、普段と気持ちが違っていたそうで、先端では銃を撃つポーズを決めていたが「ダークヒロインということでやってみました」と、サービス満点なコメントが。
作品のオファーが来たときに、「スケールの大きな作品で、アクションシーンが描かれていたので体作りが大変だなと思って。この作品をきっかけに髪も切ったりして、新たな挑戦かなとワクワクしました」と、挑戦に心が躍ったそう。さらに、「観てくださるお客さまをいざなって、心が揺さぶられる作品になるといいなと思います」と、気持ちを語った。
長谷川も「生まれて初めてランウェイを歩いて、こんな会見初めてなので緊張しています」と笑いながら、「綾瀬さんとは2年、作品で共演させてもらえてすごくよかった。監督とも初めてご一緒させてもらって。監督が作るアクション映画、ものすごく期待しています」と、心境を語っていた。
また、長浦氏と紀伊プロデューサーによるトークも行われており、長浦氏としては映像化ができないような作品になりそうだったため小説で書いたそうだが、それが映像化されたということで、「それがスクリーンに蘇るということで誰よりも厳しい目で見ると思います」といい、紀伊プロデューサーからは「先生大変だったんですよ。長い小説で」と、苦労をしのばせるコメントも。
ちなみに、長浦氏は撮影現場にも足を運んだそうで「お世辞抜きで素晴らしいセットで大正の街並みってこんな感じではないかなと思うくらい、おしろいの匂いや、ドブ川のすえた臭いまでしてくるような場所だったんです。そのせいか金がすごくかかってると思います」と感想を。この“金”発言に司会は焦って金の部分を止めようとしていたが、紀伊プロデューサーからは、「金はかかっていると言ってくれていいです」と、許可をしていた。
映画『リボルバー・リリー』は8月11日より公開予定!