2018年1月アニメ「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」イベ開催！
2018年1月から放送スタートとなるTVアニメ『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』イベント『デスマーチからはじまる2018』が1日、東京・新宿バルト9で開かれサトゥー／鈴木一郎役・堀江瞬、ポチ役・河野ひより、ルル役・早瀬莉花が登場した。
オンライン小説サイト『小説家になろう』発で愛七ひろ氏による同名作が原作。ソフトウェアプロジェクトにおいて過酷すぎる労働環境のことを指す“デスマーチ”。そのデスマーチ真っ最中のプログラマー“サトゥー”こと鈴木一郎は、仮眠取ったはずが、気が付くと異世界に……。視界の端には、仮眠前に作っていたゲームを思わせるメニュー画面。レベル1の初期状態。しかし、ひょんなことからレベルが310となり莫大な財宝もゲット！最強の力と財力を手に入れたサトゥーは旅立つが、女の子達を助けたり、デートしたり、観光したり、美味しいものを食べたりと夢のような冒険となっていき……。
1話の先行上映が開催された後にトークショーへ。作品へ堀江は「各話によって変わっていく展開ですね。第1話は、迫力ある戦闘シーンや日常シーンなどがありました。異世界に迷い込んであたふたして戦う王道の異世界モノでしたが、ここからさらに“色味”が変わります。戦闘だけじゃなく、異世界観光をしたり、ほのぼのしたり……次の週はこの展開！？って感じで。怒涛の展開が押し寄せてきます」と、見どころを。
河野は「小さい頃に『ゲームの世界に入りたい！』って思ったあの気持ちが味わえます！ゲームをしているようでもあり、ゲームをプレイしてる人を横で見ているような気持ちにもなれて、一挙両得です」と、ちょっと離れた見方も。早瀬はといえば、音楽を挙げ「それらが異世界に入り込める大きな要素になっていると思います」と、世界観を彩る要素として重要さを感じているようだった。
キャラクターへ、堀江は、“3種類の声”の使い分けが大変といい、「目まぐるしく、大人バージョンと（ゲーム内の）10 代バージョンのモノローグなどが入り混じり、3 種類くらいの声を発しないといけないんです。台本を最初に頂いた時『ひー！』となりました（苦笑）」とおののいたそうだが、「毎週、台本と戦っていて、すごく演じがいあるキャラですね」と、やりがいも感じているよう。
それだけにアフレコも大変なようで、堀江は「声は違うけど中身は同じ人間という統一性を持たなくてはならず、難しいですね。台詞が多くてマイク前にずっと立ちっぱなしです」と、しみじみ。しかし、「現場の雰囲気は休憩中もみんなで1つの話題を共有して話していることが多くて、みんなで笑いながらやっています」と、周囲に癒されながらともいったようだった。
続く、河野はこの日、ポチになりきり髪形も“耳”をつけてのものだったが、「犬耳族で、奴隷だったので、最初はビクビクしている感じですが、天真爛漫で明るくよく笑う女の子になっていきます」と、説明。しかもポチはお肉をおいしそうに食べるという設定ということで、「アフレコの週は、お肉をあえて食べず、前日に友達と食事に行き、友達がお肉を食べているのに私は野菜を食べて、目の前にお肉があるのに食べられない状況を味わうことで『これか！』と（笑）。最後の一切れだけ、食べさせてもらって、そのおいしさを味わいました。そうやってポチちゃんに向き合いました！」と、自ら“お預け”状態にも追い込んで特訓したそうだ。
ルルへ早瀬は、「一見、“ザ・黒髪美少女”という感じで、普通の世界にいたらアイドルも走って逃げていくようなかわいい女の子ですが、異世界ではこの容姿は醜いとされていて、それ故にかわいそうな過去もあり、内気で引っ込み思案な女の子です」と、コメントを寄せていた。
ほかにも今年1年の抱負へ、堀江は「平たく言いますと、メッチャ売れる！（笑） 今年は飛躍の年にして、『デスマーチ～』の宣伝をいっぱいする機会をいただけるように、邁進していきたいと思います！」と、爽やかな笑みを見せ、河野は「今年は戌年で、私の役がポチなので、犬のように1年を駆け抜けていきたいです！（笑） がむしゃらです！！！」とのこと。早瀬は、「全身全霊をかけて『デスマーチ～』を売って！売って！売っていきたいです！ ルルはお料理上手の設定なので、私もお料理スキル上げていきたいです。いまは週6で鍋食べてるので（苦笑）、『切る』『煮る』だけでなく『炒める』とか『蒸す』とかやっていきたいです」と、それぞれの目標も掲げていた。
TVアニメ『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』はTOKYO MXにて1月11日深夜0時ほかで放送！
キービジュアル