ミュージカル『SPY×FAMILY』(脚本・作詞・演出:G2)初日会見が8日、東京・帝国劇場で開催され、ロイド役の森崎ウィン&鈴木拡樹、ヨル役の唯月ふうか&佐々木美玲、アーニャ役の池村碧彩&井澤美遥&福地美晴&増田梨沙が登場した。
漫画家・遠藤達哉氏による原作(集英社「少年ジャンプ+」連載中)による人気コミックが原作。クリエイティブスタッフとして、脚本・作詞・演出はG2(ミュージカル『マイ・フェア・レディ』ほか)、作曲・編曲・音楽監督は、かみむら周平氏が手掛けている。アーニャ役は子役オーデイションを実施してキャスティングされている。
会見には大人キャストはアーニャキャストとそれぞれ手をつないで登場。記念撮影の際には、ポーズを自由にといわれたアーニャキャストの4人はぱっと手を挙げたりジャンプしたり、ポーズをとったりと、一気に会場の雰囲気を和ませなることに。
初日を迎えいまの気持ちを色で?との質問に森崎は『白』とし、「これから幕を開けて5月の末まで走り抜けていくのでその城がどんな色に染まっていくのかというい気持ちなので白です」と、気を引き締めれば、鈴木は気候が最近の春らしい陽気にかけ「ハレイロです。この時期にピッタリだと思います」と話す。この2人が話している間も、アーニャキャストの4人が「すばらしい」「さすが」などぴょんぴょんと飛び跳ね、これには2人も自然の笑みが浮かぶ。
Wキャストで良かったポイントとして、森崎は鈴木へ「自分がけいこ場に行けなかったときに『立ち位置が変わったよ』とか丁寧に伝達してくださるんです。カンパニー全体を見ていて、見えないところでカバーしてくださって。座長としてあるべき姿を見させて頂きました」と感謝し、鈴木は「Wキャストっていい点と悪い点があると思うんですけど、良かったのは2人で作り上げてこれたというのが手応えがあったんですよ。Wキャストだと時間が2分割されてしまうことがあるんですけど、今回は一緒にやったからその時間が埋められたと思うんです。ウィンじゃなかったらどうなってるんだろうと思うくらい感謝しています」と、信頼を寄せつつ「またどこかで共演できたら嬉しいねと話していて、そうなる日を楽しみにしています」と、話していた。
一方、アーニャキャストの4人はすっかりアーニャになりきっているようで池村は自身の色を「みずいろます!」や、井澤も自身の服装を「ちちとははと、おでけけする衣装です」と、アーニャ口調で応じたり、けいこ期間に「みんな仲良くなりました」と4人で笑い合う様子に大人キャストたちもほっこり。さらに、福地は井澤が美遥で福地も美晴と“みはる”つながりなことから、別の呼び名で“けんしん”と呼ばれているそうだが、この由来に「上杉謙信が大好きだから“けんしん”と呼んでもらっています」と、いきなり大人びた話題も飛び出し記者たちをビックリさせていた。
あらためて森崎から「こうしてこの日を迎えられることに感謝しています。大千穐楽にまで向かって全速力で向かっていきたいと思います」と、気合を入れ直すと、鈴木は「日本で生まれたミュージカルを作る作業に臨んできました。挑戦する舞台だと思います」と、前を見据えていた。
ミュージカル『SPY×FAMILY』東京公演は2023年8日から同29日まで帝国劇場にて、兵庫公演は2023年4月11日から同16日まで兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホールにて、福岡公演は2023年5月3日から同21日まで博多座にて上演予定!
※ミュジカル『SPY×FAMILY』過去記事
・佐々木美玲SPY×FAMILYヨル起用で日向坂46メンバー喜ぶ
・森崎ウィンSPY×FAMILYロイド役驚き!鈴木拡樹完璧意識
・ミュージカル「SPY×FAMILY」ロイドとヨル扮装ビジュ解禁