俳優・横浜流星が10日、東京・品川プリンスホテル新高輪で『第46回 日本アカデミー賞』授賞式に出席。優秀助演男優賞を受賞したことから壇上でスピーチした。
日本映画人による日本映画人のための日本映画の祭典を目的に1978年から開催されている、映画のショーレースとなっている。横浜は映画『流浪の月』で広瀬すず演じる更紗を愛しながらも、彼女の過去を受け止め切れず自分を見失ってしまう、更紗の婚約者・中瀬亮役を演じた。
口ひげを生やして登場した横浜。中瀬亮の役作りについて質問が飛び、横浜は「更紗をとにかく愛することに気をつけました。婚約者という関係性に嘘がないように何度も(広瀬と)顔を合わせて。携帯の待ち受け画面にして、毎日目につく用意していました」と、方向性を。
そんな努力をした横浜だったが、「あまりにも僕らの距離が縮めるスピードが遅すぎて、監督から亮は甘えられる人間だということで(広瀬から)膝枕してもらったらといわれて」と指令を受けてやってみたそうだが「性格上抵抗のもあったりしてすずちゃんにも、あまり体重をかけずにでした」という。会場にいた広瀬からも、そのときの横浜へ、「本当に膝に乗ってる?というくらいで。首が(膝に触れすぎないように)力んでいるのが分かって、余計気まずくなりました」と、効果はいまいちだったのだとか。
広瀬によるとそこで次に、「膝枕を止めて腕枕をしてもらうことになって。そうしたら、逆に私が乗っけられなくなってしまって。でもそういったことで、距離が近くなるきっかけになったと思います」と、しみじみと思い出していた。
ほかにも撮影中にサプライズで自身の誕生日を祝ってもらったという横浜。「自分のシーンまで待機していて、急きょシーンが追加になったということで、怒りに任せてゴミ箱を投げるというシーンで、段取りに行ったんですけど、ゴミ箱にプレゼントが入っていて。嬉しいんですけど、その時の感情もありますし、シーンが追加されないことにも悲しさがあって、その後にプレゼントを頂いて嬉しかったです」と、率直に心情語る。
ちなみに、そのときのことへ会場にいた松坂桃李から「ものすごい量の炭酸飲料を飲んでいたので、おしゃれな炭酸飲料をプレゼントしました」といい、横浜も「おしゃれで、自分の好きな飲料だったので、おいしく頂きました」と、報告して2人とも楽しげだった。
※横浜流星過去記事
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・横浜流星 クリスマスケーキ代わりプロテイン!?「後悔ないよう」
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※写真提供: 東京写真記者協会
※事前レギュレーションにより写真は4月30日までに削除予定