池松壮亮「シン・仮面ライダー」はまだ「撮ってます」!

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 俳優・池松壮亮、浜辺美波、柄本佑、森山未來が9日、東京・丸の内TOEIで映画『シン・仮面ライダー』(監督・脚本:庵野秀明/配給:東映)全国最速公開記念舞台あいさつを庵野監督とともに開いた。

 1971年に放送がスタートし、世代を超えてファンを魅了している特撮TVドラマ『仮面ライダー』が『エヴァンゲリオン』シリーズや『シン・ゴジラ』などを手掛けている庵野監督により映画化。本郷猛/仮面ライダー役で主演する池松をはじめ、ヒロイン・緑川ルリ子役を浜辺、一文字隼人/仮面ライダー第2号役に柄本、ルリ子の兄・緑川イチローを森山らキャストを迎えての作品となる。

 この日は、庵野監督が1番最初に登壇し、「僕がMCをやるんだけど」と伝えて会場が沸き返るなかスタート。それでも庵野監督はさっそくキャスト陣に話をパスし森山がトークを回していくこととなり「池松くんはまだ撮ってる?」と振ると、池松は「配信に向けて撮ってます」と、現況を。

 ライダースーツの話題となると、森山が動きがスーツで制限されたといい、庵野監督が「呼吸も難しかったと思うありがとうございました」とお礼したり、柄本は、スーツの形状が「1、2ミリ違うだけでぜんぜん違うと言われたんですけど、出来上がったものを観ると格好良くて」と、納得の微調整だったと話すことも。

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 さらに庵野監督は50年前の『仮面ライダー』を意識しつつも、「50年前に近づけすぎても面白くなし、遠すぎても面白くないし。バランスは最後の最後まで苦労しました」という。角度にもこだわって撮影したという庵野監督は、撮影した後も編集の際に「ラッシュを見たら違っていて、何度も撮り直して。池松くんのスケジュールのある限り撮っていたと思います」と、過酷だった様子を窺わせる。

 これに柄本は「俺、池ちゃん(池松)見ていて、この映画見ていて、仮面を外しても仮面をしている感じで。役者さんってそういうところありません監督に顔が似てくるというか……。仮面を外してもライダーの顔をしていて複眼になってましたよ」と、その憑依ぶりを伝えていた。

 本作をすでに試写から合わせて3度観ているという浜辺。「もうちょっといきたいです」と、まだまだ観足りないようだったが、キャスト陣から「隠れて?」との声に、「隠れてというかバレはしなかったけど」といい、劇場で観た際に「男性のサラリーマンの嗚咽されていて」と、間近で体験したことを語っていた。

 そして池松から「いろんな宣伝で話してきましたが、お伝えすることは映画を観てくださってありがとうございますということです。『仮面ライダー』を愛し、応援してくださった方ありがとうございます。まだまだ上映続きます。すごく長いことやると思います。またぜひ会いに来てください。これからも応援よろしくお願います」と、メッセージを寄せていた。

 映画『シン・仮面ライダー』は全国公開中!

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