初の鏡開きに驚く井上
ジャニーズJr.でユニット『HiHi Jets』井上瑞稀、俳優・久間田琳加が12日、東京・丸の内TOEIでW主演映画『おとななじみ』（監督：髙橋洋人／配給：東映）初日舞台あいさつを萩原利久、浅川梨奈、髙橋監督とともに開き司会は青木源太アナウンサーが務めた。
月刊誌『ココハナ』（集英社）で2019年より漫画家・中原アヤ氏が連載した作品が原作。おさななじみのまま大人になった2人の進みそうで進まない恋模様を描いた作品。優しいけれど純粋で素直すぎるがゆえに恋愛に鈍感な【超残念男子】の“ハル”こと主人公・青山春役を井上、世話を焼きすぎてしまう【オカン系女子】加賀屋楓役を久間田。距離の縮まらない2人の恋に火をつけるおさななじみで楓に密かに想いを寄せる萩原利久演じる超完璧クール男子・蓮見伊織役に萩原、3人を見守るモテアネゴ系女子・小戸森美桜役の浅川が演じている。
客席の間を縫って、観客たちの拍手に包まれながら登場したキャスト陣。井上は「きょうはなんかリラックスできてますね。青木さんがいるので、ついに迎えた初日に「素直に嬉しいです。こうしてみなさまに本日からお届けできていることを嬉しく思います。観たよという感想も着々と届いていますので、広まってたくさんの方に観て頂けたら」と、笑みが浮かぶ。
初主演の初日ということで、「感慨深いといいますか……。主演映画を撮れると思っていなかったので、まずは無事公開できて、ホッとしています」と、あらためて座長としての心情も。ちなみに現場での座長としての居住まいとしては、「もちろん持たなきゃいけないだろうなと思ったんですけど、現場を引っ張るのは、（久間田と萩原）お2方に頼る部分がありましたので、そこは頼りにしていました」と、久間田と井上を頼りにしていたそう。
続けて、作品にかけたキーワードと絡めてのトークへ。自分自身にキャッチコピーをつけるとしたら？という質問が。これに井上は「超省エネ男子です」と言い切り、「休みの日もベッドから出ない動かない生活をしていて。ダンスの振付もほとんど動かず覚えるんです。目で見て、首を動かすだけで覚えて体を動かさないんです、劇中のフラッシュモブのシーンもそうやって覚えたんです。そうしたら、スタッフさんからは『井上が全然覚えない……』と心配されていたらしいんです。でも、僕はその方が踊りやすいんです。ですので、割と省エネですね」と、説明していた。
髙橋監督からは、「井上くんがハルを演じてくれて、撮影中にもハルに見えてスタッフもハルだ、ハルだと言っていたんですけど、最近井上さんのベースはハルで、そこから井上くんになっているんじゃって思うんです……」というと、井上はそこで本作の設定にピンと気付き「それって超残念男子になってる！？」と、苦笑い。
それでも、自身の“超残念男子”の部分に思い当たるところもあるようで、「喋り声とか笑い声とかふとした瞬間にそうなっちゃうことがあるかもしれないです。無意識に出ているかも」と、分析しつつ、ハルのようになることで「ハルってコミュニケーション能力が高いんですけど、人とのコミュニケーションが多少上手になりました。人に聞いてみたいという気持ちになるんです。積極的に現場の方と話すようになりました。かなり成長しましたね」と、仕事にも影響が出てきたそうだ。
ほかにも、自身の覚え間違いは？という質問が。「トウモロコシを小学生のころまで“トンコロモシ”と言ってました。トンコロモシだとスーパーに行ってもトンコロモシだと言ってました。訂正されたのが小学生のころで、ずっとそうだと思ってて」と、照れ笑いしていた。
そして大ヒットを願って鏡開きと派手な銀テープの飛ぶ特効でお祝いし、盛大に初日を幕を開くと、井上から「僕のすべてをかけて挑ませて頂きました。笑って、トキメキながらこの世界を堪能して頂けたら」と、メッセージを寄せた。
映画『おとななじみ』は全国公開中！
※「おとななじみ」過去記事
・井上瑞稀ガルアワ「おとななじみ」ステージ！久間田琳加“イラッ”なエピも
・井上瑞稀キスマイは「目で追いかける先輩たち」！HiHi JetsのMV出演コメ
・井上瑞稀 萩原利久から“逆襲”で「踊ってた」暴露！主演通して変化
・井上瑞稀＆萩原利久W腕枕ショットも！「おとななじみ」場面写
