コントの祭典『キングオブコント2023エントリー記者会見』が5月某日、東京・赤坂のTBS局内で開かれお笑いコンビ『コットン』の西村真二（38）・きょん（35）、『男性ブランコ』浦井のりひろ（35）・平井まさあき（35）、お笑いトリオ『ネルソンズ』青山フォール勝ち（37）・和田まんじゅう（37）・岸健之助（39）、『や団』本間キッド（40）・中嶋享（40）・ロングサイズ伊藤（42）が登場し司会は9代目キングの『ライス』の関町知弘（40）・田所仁（40）が務めた。
第16代のキングを決める『キングオブコント2023』（略称：KOC）のエントリーが18日午前5時からスタート。優勝賞金1000万円を目指して芸人たちが火花を散らす。今回は早々にエントリーを公表している者たちが会見に臨むこととなった。
『ライス』が司会進行を担当となったが、会見が始まるなり芸人たちからは「ファイナリスト！」「『かまいたち』じゃないのか！」などの声が交いまくって『ライス』がイジられまくりガヤガヤといった様子に。そんななか、『男性ブランコ』の2人は乗っかるところが見つからなかったのか、ちょっと静かなスタートを切った。
イジられるライス
昨年の同大会で準優勝の『コットン』、3位の『や団』、4位の『ネルソンズ』と勢ぞろいとあって、出場後の反響について質問が。3組とも仕事が増え『コットン』にいたっては「『キングオブコント』以降1日か2日しか休みがなかったので忙しくて」と、手応えありな様子。そんななか伊藤は「街を歩いていたら女性から『きゃー伊藤さん伊藤さん！』って寄ってきてファンレターを渡されたんですけど『ザコシさんに渡してーって！』と言われて」と、とにかく知名度はあがった様子を見せれば、中嶋は「ラーメン屋のバイトが週1、2回になりました」と、芸人として活動できる時間が増えたと笑み。和田に至っては新しい彼女ができたといきなり言われ、暴露合戦まで始まっていた。
一方、『男性ブランコ』は、一昨年は準優勝し昨年は無条件で2回戦免除されるもまさかの準々決勝敗退という苦杯をなめた。それだけに浦井は「なんでここにいるのかわからない」とただただ苦笑いしつつ、「去年はハードル上げすぎたんです。もう1回無名枠で」と、余分なプレッシャーなしで祭典に参加したいと希望を。しかし、そんな2人をほかの出場者が放っておくわけもなく、どんなネタで臨むのかネタを見せてほしいとのリクエストが殺到。それに応えて冒頭部分の平井による「女の子来てるね」という部分を見せ、意外と余裕がありそうな姿も。
そんな『男性ブランコ』だったが、昨年準優勝だった『コットン』へ、浦井は「本当に『コットン』に同じ目に遭ってほしい」と、後ろめたい願望を口にする。そんななかその後のトークで西村が「去年は漫才も同時に作っていたんですけど、今年はコントだけ作っていました」と本大会への意気込みを話した際に、浦井は「今年はコントに集中する？それ、去年の僕たちと一緒です」と言って、『コットン』を慄かせる結果となっていた。
ネタを見せる男性ブランコ
恐れおののく
