アニメ『とんでもスキルで異世界放浪メシ』ステージが21日、東京ガーデンシアターで開催されたアニメーション制作会社MAPPAによる祭典『MAPPA STAGE 2023』内で開催。ムコーダ役の内田雄馬、フェル役の日野聡、スイ役の木野日菜、ニンリル役の内田真礼、松田 清監督が登壇。司会はお笑いコンビ『天津』の向清太朗が務める中、トークや食事を繰り広げた。
料理が趣味のごく平凡なサラリーマン向田剛志(ムコーダ)が剣と魔法のファンタジーの異世界に召喚されてしまうことに。召喚ボーナスとして固有スキル『ネットスーパー』を得たムコーダは同スキルを駆使して冒険と食事を繰り広げるという物語。
イベント時間となると、まずはOPを担当したVan de Shopによる楽曲『贅沢な匙』を生披露。そしてキャスト陣がステージに姿を見せそれぞれあいさつを始め、雄馬はあいさつを終えるとピースしたり、日野と木野は自身のキャラクター声であいさつし、観客を魅了した。
本作のプロモーションとして、雄馬が調理してほかのキャストに振る舞う企画『ムコーダキッチン!』を展開していたが、この日もステージ上で雄馬が生調理に挑戦。エプロンをして再登場した雄馬は顔つきをキリッとさせて再登場し、おたまを手に持つと華麗に振り回しコーナー名を力強くコールした。
この日は、TVアニメの最終回でも作った『ワイバーン肉のビーフシチュー』を作ることに。雄馬は「この企画を聞いたときに正気かと思いました。でも、こんな機会ないんで」と、積極性を見せ、お肉や野菜を刻んでいくことに。向が真礼へ弟の調理奮闘する姿への感想を振ると「心配ですね。大丈夫ですか」と見ると、切った肉片を見せる雄馬の姿も。
煮込みに入ると「ここから50分かかります」と言いつつ、ここでスキル『ネットスーパー』を駆使し、50分煮込んだ鍋を出したりその後も完成品を出現させたりゆるーい展開でビーフシチューを作り上げる。そして実食し、日野は「肉煮込んでるからとろとろっすよ」と言いながら完食して「おいしかった!おかわり!」と、ニッコリだった。
そして、真礼から「すごくおいしく楽しいステージでした。作品に通じる柔らかい空気が漂っていたと思います」というと日野も「ステージ上でご飯を食べるだけで良かったのかな(笑)。きょうの空気のように幸せになれるというメッセージになっていると思うので、どんどんいろんな人に作品が届いてほしいなと思います。この美味しさをキッチンカーとかで共有できればと思いました」と、思い浮かんだことを話すことも。
木野は「現場に行ったときに、スタッフさんが『娘がスイちゃんのことを好きで、ものまねしてますよ』など、嬉しい言葉をたくさん頂きました。またスイが演じられる日が来たらと思っています」と、願いを込めた。
そして雄馬から「こうして料理をして振る舞うステージでしたが、作中はいろんなところを旅して、その1日の終りには食事を作って、『美味しいね』と言って。それが思い出になったり日常を味わって幸せを噛みしめる作品だったと思います。彼らの旅はまだまだ続いていくのでアニメーションでまた、応援させて頂く日がくればと思っています。また、みなさんと一緒に美味しい思いをしていければと思っています」と、メッセージを寄せ、ステージの締めとして、雄馬は楽曲『Happy-go-Journey』を歌い上げていた。
※内田雄馬過去記事
・内田真礼「アバター」最新作に弟・内田雄馬出演も「違和感ない」アピ
・佐久間大介「待てムリ」3日放送回に内田雄馬!お友達きっかけ?
・斉藤壮馬“あざとい”ジェスチャー表現して内山昂輝ツッコミ!内田雄馬の振りから羽多野渉セリフを繰り出し拍手に沸いたり高橋李依の作りたい“団”に安野希世乃も共感
※記事内写真は(c)江口連・オーバーラップ/MAPPA/とんでもスキル