TVアニメ『SYNDUALITY Noir』先行上映会が5月21日、東京・新宿ピカデリーで開かれカナタ役・大塚剛央、ノワール役の古賀葵、シエル役の青山なぎさ、エリー役の稲垣好が登場。司会は森遥香アナウンサーが務めた。
ゲーム、アニメをはじめメディアミックスを予定しているオリジナルSFプロジェクト『SYNDUALITY』(シンデュアリティ)。そのTVのアニメ版となり、「新月の涙」と呼ばれる未曾有の大災禍により荒廃した2242年が舞台。人類は地上の各地に「ネスト」と呼ばれる集落を形成し、その運営に必要なエネルギー資源である「AO結晶」を採掘する「ドリフター」と呼ばれる者たちが活躍している。「ドリフター」の前には、人類の脅威として地上にはびこる「エンダーズ」という異形の存在もおり、命がけの冒険を繰り広げている。そんな世界でドリフターを夢見る主人公の青年・カナタたちの冒険とドラマが描かれるオリジナル作品だ。劇中にはメイガスと呼ばれる人類双対思考型AI搭載ヒューマノイドと、人類が共存しているという設定も特徴の1つ。
第1、2話上映後にキャスト陣が登場。完成された作品を観て、古賀は、「私達がアフレコで収録しているときは絵コンテ状態で、どんなビジュアルのキャラクターなのか、敵の形も完全には分からなくて。だから、敵がこんな形をしてたんだ!って思って」と、思わずキャラクターやメカニックに見入ったという。さらに、古賀は「先程、裏でスタッフさんたちとお話をしていたときに、すごく時間がかかっていることを聞きました」と、スタッフたちの熱意を直接に感じ、より気合も入ったそう。
さらに、大塚はカナタをフォーカスして見ていたそうで「カナタ的に言うと、この2話だけでも、結構成長したという印象があります」というと、ほかの3人もうなずいていた。
青山は、「最初のシーンから映像が綺麗すぎました!細かいものを描くってどれくらい時間がかかったんだろうって」と、映像美に圧倒されたというと、稲垣も「劇場版なのかというくらいの映像美ですよね。音楽も素晴らしくて。テンポ感も海外ドラマみたいな感じでサクサク観ることができました」とアピールしたり、作品内の食事事情を見て「新しい世界観で斬新でした」と、興奮もしたそうだ。
続けて、より作品を深堀して紹介していく『教えて!SYNDUALITY』なるコーナーを開催。古賀は「1話の入り方がすごいなって。興味をそそる入りなんです」と、冒頭をアピール。とくに、カナタが一瞬でノワールをメイガスと見抜くことに感じ入ったという。さらに、メイガスの服を一瞬で着脱できるギミックにも興味を持ったといい、大塚は「あれは楽ですね」と、うなずく。一方、青山は劇中に登場する「エンダーズ」という敵が「絶妙に気持ち悪い(笑)」と言いつつ、腕をグネグネ動かし「エンダーズ」の“ウニョニョ”動く具合を表現していた。
さらに、第1、2話以降の見どころの話題に入ると稲垣が青山へ「シエルの歌が大好きで泣いちゃったんですよ。ライブシーンが“かわええ”(笑)!本当にいいところで歌が入ってくるんですよ!!クオリティが高くて、だんだん(シエルが)青山さんに見えてきたんです」と、身を乗り出し興奮気味で、その熱に当てられたのか青山も「私、もしかしてシエルかしら(笑)」と、上機嫌だった。
今後の見どころとしては、大塚はとにかく「2話の続きの3話を観てほしいなと思っています」とアピールしたり、古賀は、「結構伏線が張り巡らせられているんです。“どこも見逃すものか!”という気持ちで観てもらえれば。先のシーンでうわーってなるシーンがあると思います」と、ポイントを挙げていた。
そして大塚から本作が放送前からさまざまにメディアミックスされることが発表され「この後も鼻血が出るくらい豪華な方々が出演していますので、楽しみにしていただければと思いますし、いろんな展開も隅々まで楽しみ尽くして頂ければ」と、メッセージを寄せていた。
アニメ『SYNDUALITY Noir』(シンデュアリティ ノワール)は7月10日よりテレビ東京系6局ネット・BS日テレにて放送予定!なお、ディズニープラスにて7月10日より毎週月曜24時30分から独占配信を予定している。