演歌歌手・氷川きよし(40)が15日、東京・江戸川区総合文化センターで最新アルバム『新・演歌名曲コレクション6 -碧し-』(日本コロムビア)購入者対象のプレミアム握手会を開催し、1400人のファンが集結した。
昨年20万枚を超える大ヒットとなったシングル『男の絶唱』の新アレンジや、NHKラジオ深夜便『深夜便のうた』(7~9月) としてGReeeeN が書き下ろした楽曲『碧し』を収録した昨年11月21日に同アルバムをリリース。この日はアルバムを購入し応募した約2万人の中から、抽選で選ばれた1400人のファンがプレミアム握手会に参加するというもの。
シルバーのスーツ姿で登場した氷川は『男の絶唱』を歌い上げると、「みなさん、こんにちは。氷川きよしの『新・演歌名曲コレクション6 -碧し-』を購入してくださったみなさんのプレミアムライブということで、お忙しい中本当にありがとうございます」と、厚く御礼。
続けて、前人未到の9回目の受賞となった『第50回日本有線大賞』についてあらためて感謝の言葉を述べると、『きよしのズンドコ節』を披露した大みそかのNHK紅白歌合戦については「たくさんの方に知っていただいている曲ですから、セットもハッピーな感じで宝船と聞いて、白地に金の柄が入っている衣装にして、間奏の間に脱いでキンキラキンの衣装になるという形にしました。リハーサルは緊張しなかったんですが、本番はとても緊張しました」と、しみじみ。
そして「今年も昨年のように紅白歌合戦に出させていただけるように頑張ってまいりますので、みなさま2018年も氷川きよしをよろしくお願いいたします」と、ファンへ呼びかけた。
その後、同アルバムより『花笠道中』と『真昼の最終列車』を初披露すると、1月30日にリリースする新曲『勝負の花道』のジャケット写真を初公開!氷川は「おかげさまで氷川きよし、シングル31枚目のシングル作品になります。誰もが特別ではなく、みんな自分自身と戦って、人生を向上することができるんだよという作品に仕上がっています」と、新曲に込めた思いを語り、「今年はカップリングも含めて、演歌一筋でやっていこうと思います」と、宣言。そして楽曲タイトルの通り「自分自身に勝っていく」と“勝負”の姿勢を見せ、『勝負の花道』を熱唱してみせた。
ステージを終えると、その後はたっぷりファンと会話をしながら触れあい、3時間かけて1400人と握手会を実施してイベントは熱気あふれるまま終了となった。
今後、氷川は1月24日の埼玉・ウェスタ川越より『氷川きよしコンサートツアー2018』をスタート。新曲『勝負の花道』のリリース日にあたる1月30日には、東京・池袋サンシャインシティ噴水広場にて発売記念イベントを。また、デビュー19年目に突入する2月1日と2日には東京・中野サンプラザにてコンサートを開催予定だ。
■セットリスト
M1:男の絶唱
M2:きよしのズンドコ節
M3:花笠道中
M4:真昼の最終列車
M5:勝負の花道