アイドルグループ『嵐』二宮和也主演で俳優・波瑠らが共演し10月6日より全国公開予定の映画『アナログ』(監督:タカハタ秀太/配給:アスミック・エース=東宝)。本作のインスパイアソング、本予告、本ポスタービジュアルが21日、解禁となった。
お笑いタレント・ビートたけしが70歳で書き上げた初恋愛小説『アナログ』(集英社文庫刊行予定)が原作。全てがデジタル化されている世界だからこそ、当たり前の「誰かを大切にする」という気持ちを書きたくなったという動機から始まった作品だ。二宮は、手作り模型や手書きのイラストにこだわるデザイナーの水島悟役を。ヒロインで悟が惹かれていく謎めいた女性・美春みゆき役には波瑠が起用されている。
インスパイアソングは歌手・幾田りらの書き下ろし楽曲『With』となったことが発表。同楽曲は幾田による本作書き下ろし。映画本編を鑑賞し、号泣したという幾田。その勢いでインスピレーションのまま書き上げ、さらに自身の経験とも照らし合わせながら歌詞を紡いだとしている。
このインスパイアソングおよび劇伴をプロデュースするのは、4人組バンド『androp』のVocal&Guitar・内澤崇仁が担当。内澤といえば、バンド活動以外にも映画『サヨナラまでの30分』での音楽プロデューサーや、映画『君は月夜に光り輝く』の劇中音楽、蜷川実花の個展音楽などを担当する多才な内澤だが、劇伴全編を内澤崇仁名義で担当するのは今回が初。劇中で丁寧に描かれる登場人物の感情の機微を繊細に掬い取り、観客の心に優しく寄り添う劇伴曲を作り上げた。そんな内澤が幾田によるインスパイアソング『With』のプロデュースも担当することで、映画本編とインスパイアソングを横断し、映画『アナログ』の世界観を音楽面で構築した。
内澤からもコメントが寄せられた。以下全文。
音楽を担当するという素晴らしい機会を頂き、緊張と期待でいっぱいでした。タカハタ監督は一貫して妥協を許さない姿勢を持っており、監督の想いは常に映像に深く反映されています。監督の信念や想いを音楽という形で具現化することは非常に刺激的でやりがいのある挑戦であり、多くの大切な事を学ばさせて頂きました。
港さんの脚本とタカハタ監督の視点がデジタルでは捉えきれない微細な感情や人間関係のニュアンスを際立たせ、優れた演者陣の繊細な表情や仕草が作品へさらなる深みと命を吹き込んで、完成された映画を見終わったときは感動で動けませんでした。
人を愛するとはどういうことなのか、人と人との絆とはどんなものなのかを改めて考えさせられました。
また、幾田りらさんの楽曲「With」は情緒深く、真っ直ぐな愛の強さと繊細さを詩的に表現されており、幾田さんの切なく美しい歌
声にも感動しました。そんな素晴らしい楽曲を最大限引き立てることができるよう一生懸命臨ませていただきました。
映画「アナログ」そして「With」が、観る方それぞれの心に深く響き、そしてそれぞれの人生の一部となることを心より願っております。
以上
一方、本ポスタービジュアルでは、一筋の涙を流して微笑む悟と、無垢な笑顔を見せるみゆきの表情を切り取った。ラブストーリーにも関わらず、恋するふたりは上下に分割して配置されており、「会いたい。たとえ何があっても。」というコピーとともに、やがて会えなくなってしまう悟とみゆきの運命を暗示する。会えなくなったその先にふたりが迎える展開とは……。
■本予告 YouTube リンク
https://youtu.be/mBCV1ef6CyM
※二宮和也過去記事
・二宮和也 旅行に行くなら「やっぱりハワイ」!SCOOP! JCB新CM
・二宮和也 涙のシーンも!主演映画「アナログ」特報解禁
・二宮和也 信念デザイナー役!今秋公開予定映画『アナログ』主演
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