韓国のダンスヴォーカルグループ『超新星』ユナク(33)が17日、東京・池袋のサンシャインシティ 噴水広場で3rdアルバム『The One』(YM3D/YOSHIMOTO MUSIC ENTERTAINMENT CO.,LTD)発売記念イベントを開き2000人が集結した。
日本でのソロ活動をしているユナクが1年ぶりに3枚目のアルバムをリリース!ダンスやバラードにとどまらない、ユナク自身の現在の活動とリンクしたアーティスティックな仕上がりを見せている。
黒を多く取り入れた衣装で登場したユナク。序盤からCDのリリースへ、「これで最後です」と、にやりとすると観客から「えー!」と観客からの声が飛び交い、「ウソです(笑)」と、速攻で否定するやりとりを見せたりと茶目っけたっぷり!
アルバム名へは、「1つしかないアルバムという意味で」という思いがあったそうだが、「Oneと入ったアルバムが結構売れてると聞いて(笑)」と、ジンクスにもあやかっているのだとか。
アルバムの中には、『Do Your Own Thing feat.藤森慎吾』とオリエンタルラジオの藤森がラップを披露するコラボ楽曲もある。藤森へ「最初の印象はすごく静かな方でした。依頼してからすぐ歌詞も来たんです。『ワオ!』と思いましたね。真面目で優しい人でTVで観ているのとは全然違いました」と、その人柄に惹かれているよう。
とはいえ、藤森から寄せられたVTRメッセージでは、チャラ男キャラ全開だったため、ユナクは「こういうイメージだと思ったんですけど、声も低いんですよ」と、しっかりフォロー。藤森はVTRのなかで“約束”のことも話していたが、ユナクは「会場に来てくれるということでスンドゥブ鍋をおごると言ったんですけど、これなかったのでおごってほしい(笑)」と、返して笑わせていた。
アルバムに話を戻して、『超新星』メンバーで仲のいいソンジェとも歌う『Beautiful with ソンジェ』については、「これからも仲良しでいようねって」と、意味を込められているのだとか。そんな話をしているうちに、サプライズでソンジェからVTRメッセージが大スクリーンで上映され「イベントが続いて大変ですが体に気をつけて頑張ってね。僕も心で応援します!」と、エールを送っていた。
ほかにも、トークでは学生時代にも話が向き、「関西によく行っていたので“ホンマ”とか名古屋弁は“デラ寒い”くらいですけど使っていました」と、ほんわかさせた。
トークで会場も温まったところで、ライブパートへ。アルバムのなかから新曲『Do Your Own Thing feat.藤森慎吾』を運動量の高いダンスとともに披露したり、スローテンポで気持ちを込めた『Heaven』を熱唱し、「自分の作った曲を笑顔で聴いてくれるのは嬉しいですね」と、満面の笑みだった。
その後、囲み会見では、今年の5月には『超新星』のメンバーたちが兵役を終え全員そろうということで「5月には6人が1つになれる。全国を周りたいというのもありますけど、9年前にきょうのこの会場でデビューしたので、やらせてくれるなら、ここでもやりたいですね」と、構想をコメントすることもあった。