プロレスラー・藤波辰爾選手、女子プロレスラー・Sareee選手、タレント・アントニオ小猪木、アントキの猪木が2日、東京・京王百貨店 地下1階のon the Cornerでアントニオ猪木 80thANNIVERSARY『燃える闘魂・アントニオ猪木展』内覧会に登場した。
昨年10月に惜しまれつつこの世を去ったプロレスラー・アントニオ猪木さん(享年79)。その生誕80年を記念したもので、こうした展覧会は初開催。
会場には、猪木vsモハメド・アリをはじめ、激闘を感じられる品々が展示。アントニオ猪木&モハメド・アリ ガウン、 モハメド・アリから猪木への手紙、猪木直筆の道の詩や、猪木語録などの書物。来場者は直接手を触れることができる猪木愛用の『闘魂棒』などさまざまに楽しめる。
通行している人からも見えるバッチリ見える場所で除幕式が行われ、その熱気の凄まじさに思わず足を止める人も多く現れるなかでのものとなった。
猪木の弟子だった藤波選手は内覧をぐるりと回ってみて、「明日からが初日だよね。猪木さんが亡くなったけど、みなさんの中ではそのままいる。ドップリと猪木さんに浸ってもらえたら」と、オススメ。自身としては数々の写真に思い入れがあるようで、「カバン持ちしているころからの写真もありまし。入門して2ヶ月くらいのときの。猪木さんのさりげない表情とかもありますね」と言いつつ、他の人からするとそうでもないがそのときの自身の置かれた立場などから怖いと感じる写真などもあると告白していた。
猪木さんとの1番の思い出は?と藤浪選手に尋ねると「いっぱいありますし、僕はまだ現役でリングに上がっているので、リングのどこかに猪木さんの目を感じるんです」と、いまだ思い出を更新し続けている様子。とはいえ夢に見ることはないそうで「出てこないんだよねー。バカヤロー!!って出てきてほしいですよ」と、豪快に笑って沸かせていた。
Sareee選手は「父が尊敬していて、私も大尊敬しているので」と、目を輝かせながら内覧をめぐり、小猪木は、「猪木さんまだまだ生きているなと感じました。猪木さんを知っているみなさんで、闘魂を拡散していきたい気持ちでいっぱいです!」と、より力が入ったそう。アントキの猪木は、「猪木さんが世の中に、実在しようと、しまいと、必死に思い切ってアントニオ猪木を伝えていくのが使命。僕たち(小猪木)は所詮偽物ですから。猪木伝説を世の中に伝えていくだけだと思います!」と謙遜しつつも「アントニオ猪木さんを背負って、驀進していけば後ろからプッシュしてくれるのが猪木さんですから。激動の時代にアントニオ猪木さんは必要では」と、語っていた。
アントニオ猪木 80thANNIVERSARY『燃える闘魂・アントニオ猪木展』は3日から15日まで同所にて開催!