俳優・佐藤浩市と横浜流星がW主演し今月25日より公開予定の映画『春に散る』(監督:瀬々敬久/配給:ギャガ)。本作の新場面写真が6日、解禁となった。
作家・沢木耕太郎氏による作品。主人公は、不公平な判定で負けアメリカへ渡り40年振りに帰国した元ボクサーの広岡仁一(佐藤)と、偶然飲み屋で出会い、同じく不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黒木翔吾(横浜)。仁一に人生初ダウンを奪われたことをきっかけに、翔吾は仁一にボクシングを教えてほしいと懇願。やがて2人は世界チャンピオンをともに目指し、“命を懸けた”戦いの舞台へと挑んでいく――。ほか、山口智子、橋本環奈、哀川翔、片岡鶴太郎、坂東龍汰、窪田正孝、松浦慎一郎、尚玄、奥野瑛太、坂井真紀、小澤征悦が共演となる。
公開された場面写真は、仁一(佐藤)の姪である佳菜子(橋本)の姿を捉えたもの。原作でも重要人物として登場する佳菜子は広岡の会ったことのなかった姪という映画オリジナルの設定に変えられており、人生を賭けた戦いに挑む仁一と翔吾を見守る、どこか切なさもあわせ持ったキャラクターとなっている。
これまでのキャリアにはない生い立ちに翳りをまとった佳菜子というキャラクターと一体化し、新境地を見事に開いた橋本。今回解禁された写真でも仁一と翔吾(横浜)に真剣に向き合う姿、そしてどこか不安な表情で電話をする姿を見ることができる。
翔吾と佳菜子が距離を徐々に縮めていく様子も見どころのひとつで、今回初共演となった横浜は「勝手なイメージで現場でも明るくいらっしゃるのかなと思ったけれど、また違った一面を見られて良かったです。佳菜子のような役がまた見てみたいと思いました」と先日行われた完成披露試写会でも語っている。メガホンをとった瀬々監督は「浩市さんと相対しても引けを取らない堂々とした存在感に驚きました。只者ではありませんね」と話している。
※横浜流星過去記事
・横浜流星 AI「Life Goes On」MV出演!「「1人の男が歩む人生観を表現」
・横浜流星「新しい自分に出会えた」!「巌流島」宮本武蔵メイク裏話
・横浜流星「シュウ ウエムラ ジャパン ブランドアンバサダー」に
※記事内画像は(c)2023 映画『春に散る』製作委員会