“キンプリ”の愛称で親しまれているアイドルグループ『King & Prince』永瀬廉主演で11月10日より公開予定の映画『法廷遊戯』（監督：深川栄洋／配給：東映）。本作に俳優・戸塚純貴が出演していることが10日、発表となった。
作家・五十嵐律人氏が現役司法修習生時代に刊行した同名法廷ミステリー小説が原作。永瀬は、ロースクールに通い、法曹の道を目指す主人公の「セイギ」こと久我清義（きよよし）役を演じ、ほか、杉咲花、北村匠海らが出演。裁判ゲームで実際に起こった殺人事件をきっかけに、3人の仮面の裏に隠された真実が暴かれてゆく。
戸塚は、清義らロースクールの同級生・藤方賢二役として出演。藤方は、他の学生にも敵対心を燃やし、なにかと突っかかる少々気性の激しい登場人物となる。
解禁された場面写真は、学生たちの間で行われている模擬裁判ゲーム「無辜(むこ)ゲーム」の一場面を切り取ったもの。
何者かにスマホの画面を割られたと主張する藤方が狂気交じりの表情でほかの学生たちに次々と証人尋問を行っている。
藤方のボルテージはとどまることを知らず、周りがドン引きの空気も構わず難癖まがいの主張で吠え散らかしており、周りから煙たがられる藤方のキャラクター性がよく表れているカットとなっている。
さらに、セイギと藤方が校内で対峙する緊張の瞬間をとらえた場面写真もあわせて公開。校内のロッカールームで藤方が荷物をまとめているところに、セイギがとある写真の入手先を問いただす。藤方が「俺さ、明日で大学辞めるから。どうせ卒業したって司法試験なんて受かんねえし」と自嘲気味に退学を明かすこのシーンでは、現実を突きつける重苦しい空気の中、さらに藤方は「お前何でここ（ロースクール）にいんの？」とセイギに投げかける。その問いの意図とは？一筋縄ではいかない登場人物によって、物語はさらにかき回されていく……。
セイギと藤方、同級生であるはずの2人がどんなきっかけでこの会話に発展していくのか……。
今回の起用に戸塚からコメントが寄せられた。以下全文。
入ってはいけない境界線に足を踏み入れてしまったような緊張感と希望と絶望。
藤方は起伏の激しい役柄で、撮影時は記憶が飛んでしまうくらいの激動でしたが、永瀬廉くんの透き通った水のような空気感が全てを鎮静してくれていました。
ちょっと変わった大学生の遊びを是非覗き見て頂きたい。
気づいたときには見た人をとんでもないところへ連れて行ってくれる作品です。
映画『法廷遊戯』は11月10日より全国公開予定！
※永瀬廉過去記事
・永瀬廉ラジオにドラえもんゲスト！「とっても大きな出会い」
・永瀬廉 健栄製薬3回目CMで“6人”に！「一生忘れないです」
・神宮寺勇太 平野紫耀、永瀬廉、髙橋海人、岸優太と尻相撲四番勝負勃発！主演ドラマ「受付のジョー」受付嬢たちの初めての対峙シーンや第1話あらすじも解禁
※記事内画像は（C）五十嵐律人／講談社 （C）2023「法廷遊戯」製作委員会
