俳優・佐藤浩市と横浜流星がW主演し今月25日より公開予定の映画『春に散る』(監督:瀬々敬久/配給:ギャガ)。本作のメイキング写真が11日、解禁となった。
作家・沢木耕太郎氏による作品。主人公は、不公平な判定で負けアメリカへ渡り40年振りに帰国した元ボクサーの広岡仁一(佐藤)と、偶然飲み屋で出会い、同じく不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黒木翔吾(横浜)。仁一に人生初ダウンを奪われたことをきっかけに、翔吾は仁一にボクシングを教えてほしいと懇願。やがて2人は世界チャンピオンをともに目指し、“命を懸けた”戦いの舞台へと挑んでいく――。ほか、山口智子、橋本環奈、哀川翔、片岡鶴太郎、坂東龍汰、窪田正孝、松浦慎一郎、尚玄、奥野瑛太、坂井真紀、小澤征悦が共演となる。
公開された写真は、ボクシングシーンで真剣な眼差しで映像をチェックする横浜と坂東の姿や、元世界チャンピオンの山中慎介が撮影に駆けつけ、窪田に指導をする姿、そして本物の師弟関係をうかがわせるように肩を組み噛みしめるような笑顔を浮かべる佐藤と横浜の姿など、リアルさを追求した白熱のボクシングシーンの舞台裏を写し出している。
先日行われた舞台あいさつで、「カットで止めない限り、2人は戦い続ける。役の上でも役者同士としても2人の負けたくないという気持ちが前のめりに出ているので、ワンカットワンカット全部にそれが映っている。それくらいハードルを上げても見応えのあるシーンになっている」と佐藤も語っていたように、まさに“演じる”だけではない役者達が全身全霊で挑んだ壮絶なボクシングシーンの裏側を今回解禁されたメイキング写真からは垣間見ることができる。
さらに、劇中で使用されている対戦ポスター画像も公開。ファイティングポーズを決める翔吾(横浜)と大塚(坂東)、そして挑発的な表情をみせる翔吾と中西(窪田)の2枚のポスターは本当のボクシングの対戦ポスターさながら、迫力満点の仕上がりを見せている。
※横浜流星過去記事
・横浜流星 AI「Life Goes On」MV出演!「「1人の男が歩む人生観を表現」
・横浜流星「新しい自分に出会えた」!「巌流島」宮本武蔵メイク裏話
・横浜流星「シュウ ウエムラ ジャパン ブランドアンバサダー」に
※記事内画像は(c)2023 映画『春に散る』製作委員会