『GENERATIONS from EXILE TRIBE』の数原龍友、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、片寄涼太が30日、東京・丸の内ピカデリーで全員本人役で出演する映画『ミンナのウタ』(監督:清水崇/配給:松竹)大ヒット御霊プレミアムイベントを俳優・穂紫朋子、山川真里果、清水崇監督とともに開いた。
Jホラーの巨匠・清水監督の最新作。ラジオ局で見つかった古いカセットテープ。そこに録音されていた“呪いのメロディー”を聴いたGENERATIONSのメンバーの1人が、ライブリハーサル後に突然消息を絶つ。やがて、ほかのメンバーたちもそのメロディーを口ずさむようになり、不可解な事件が次々に起き始め……。現実とフィクションが曖昧になった世界で、今までにない恐怖が襲いかかり想像を絶する結末へと向かっていく。
全国13ヶ所の劇場ライブビューイング中継があるなか、さな役の穂紫朋子が初めてその素顔で登壇したり、さな母・詩織役の山川も参加して盛り上がるものとなった。なお、『GENERATIONS from EXILE TRIBE』の白濱亜嵐はスケジュールの都合上欠席となった。
以下公式レポート部分。
上映後の興奮冷めやらぬ中、主演の GENERATIONS のメンバー、そして本作の最狂ホラークイーン・さな役の穂紫朋子、清水崇監督が登壇すると会場は大きな歓声に包まれた。
思い思いに感謝を語る中、清水崇監督は「GENERATIONSのファンの皆さんを満足させつつ、映画ファン、ホラーファンも満足させるっていう結構2つの大きな柱があった。喜んでくださってる方、リピーターも多いと聞き、本当に嬉しく思ってます」と喜びを語った。
また、別件でやむを得ずイベントを欠席していたGENERATIONSメンバー 白濱亜嵐からの特別メッセージを司会者が代読。「映画が大ヒットしていると聞いてとても嬉しい」と現在の思いを語り、「今後さなのスピンオフのお話があればこっそり僕だけにお願いします」と茶目っ気たっぷりにメッセージを送った。
映画公開以降、SNSでも大きな話題となっている本作について司会者から「この映画が公開されて嬉しかったこと」について質問されると、関口は「SNSに解説動画をあげている方がいて結構みているんですけど、的確な考察が多かった。特に、ホラーチャンネルをやられてる方には、自分たちをよく知らない方もやっぱり多いので、映画を通して GENERATIONSのメンバーってこういう人たちがいるんだって認識してもらえているようでいろいろ勉強になった」とコメント。
自分でもよくエゴサーチをしていると語った中務は「本人役ということで、ちょっと変わった役だったので、ご本人も本当にああいう変な子なのか、っていうツイートが多かった」と語り、小森も「僕もめっちゃエゴサするんですが、劇中の苦しんでいる表情が意外といい、って言ってくれて(笑)。自分のパブリックイメージは、元気で笑顔っていうイメージが多いので、新しい一面も見てもらえるんだな、挑戦してよかったなって」と語ると、清水監督は「みなさん、こんなにエゴサして自分が大好きだと思ってなかった(笑)でも”俺のシーンこそ!(見てほしい)”と思ってくれたら、という思いは撮影中からあったので嬉しい」とツッコミながら思いを語った。
さな役の穂紫も「SNSでも、“さな”がやべぇー!とか、今までにないホラークイーンだなっていう声をいただいてて、嬉しい」と喜びを語った。
さらに、本作の主題歌も担当していることについて数原は「楽曲の反響もすごい大きくて。GENERATIONSとして、こういった楽曲にトライしたことがなかったのですが、映画ともぴったりハマっていて。喜んでくださっているな、と思いました」と反響を語ると、清水監督は「今まで何度か、出ていただいた方とかアーティストに映画を見てから主題歌をお願いしたことがあるんですけど、1発で”すげえ!これまさに!”ってなったのは今回初めてだった」と絶賛した。
佐野は「タクシーでも広告をよく見かける。外国人の友人からも”これ君だよね?!”と連絡がきたりして、ホラー映画結構気になるって言ってて、観たがってくれるので嬉しい」と、身近な人からの反響を語った。
司会者から「今だから語れるこのシーンの裏側」について質問されると、清水監督からは「劇中のカセットテープを逆再生するシーン。実はこの逆再生の音声をさらに逆再生すると、新たな謎が分かるんです」と衝撃のエピソードを明かした。
撮影中の和気あいあいとした雰囲気が垣間見えたところで、司会者が「映画を盛り上げてきてくれたみなさまを労いたいと、本作で大注目のあの方が来場している」と紹介すると、会場には「トラウマレベルで怖すぎる」と話題のさなの母・詩織役を演じた山川真里果が登場。劇中のセリフとともに、「驚きのあまりポップコーンをこぼしてしまった」など話題沸騰中のあの”衝撃シーン”再現!客席からは悲鳴があがり、登壇したキャストも「怖い!」と大騒ぎ。
あらためて「温かく迎えてくださって、ありがとうございます。実はこの”衝撃シーン”は当初お話いただいた時は特に予定されてなくて。後半で追加して出来上がったシーンが、こうやって皆さんに怖いって言っていただけて。本当にありがとうございます」と語り、劇中でも共演シーンのあった GENERATIONS中務、そしてさな役の穂紫に花束を贈呈。
中務は「撮影の時からこのシーン絶対1番怖いシーンになるだろうなっていうのは感じてました。お芝居に対する真摯な姿にすごく僕も元気をいただいた」と共演シーンを振り返った。
最後に、清水監督が「公開から時間がたちますが、ファンのみなさん、そして映画のファンになってくれたみなさん、もうちょっと頑張っていただけると、続編の企画を通しやすくなりますのでお願いします!」とお願いすると会場から拍手が沸き起こった。
さらに「片寄さん、お誕生日おめでとうございます!」と、イベント前日8月29日に29歳の誕生日を迎えた片寄涼太にサプライズで、劇中のシャワーシーンを模したお祝いのバルーンブーケを贈呈。会場から大きな拍手が送られる中、バルーンブーケを受け取った片寄は「ありがとうございます!」と感謝をのべ、「10周年イヤーにまさかこんな形で、映画館にGENERATIONSがいられるとは 思わなかったので、本当にこの企画をいただけて感謝です。夏休みはもうすぐ終わりますが、まだまだ映画は公開していくので、ぜひ次は秋の夜長にゾクゾクしていただけたらなと思います」と改めて映画をアピールした。
■白濱亜嵐のコメント全文
本日は別の仕事により欠席となってしまいましたが、ミンナのウタが大ヒットしていると聞いてとても嬉しい気持ちでいっぱいです。
振り返ってみるとプロデューサーの方にホラーをGENEメンバー全員でというお話を聞いた時は正直不安はありました。
自分自身、洋画邦画問わずホラー映画が好きで新作ホラーが出る度にレビューにくぎ付けになっているのですが、ホラーというジャンルは独特な難しさがあるという事を感じていてホラー作品として求められる事とGENEが作品に出る事によってズレが出てしまうのではとビビっていました。
ですが、監督がホラーの巨匠 清水崇監督と聞き「おぉ!!」となり作品のプロットを読んだ時に「おやおや、、?これはもしかしたらもしかするかも、、」と直感が動きプロデューサーの方から改めて熱い想いを聞いたときにはもうすでに撮影に入りたいと思っているほどでした。
DREAMERSのみなさんにもホラーファンにも楽しんでもらえる作品に参加できた事をとても嬉しく思います。
あらためて最高の恐怖を下さった清水崇監督、プロデューサー始め関わってくださった関係者のみなさまありがとうございました。
p.s.
もし今後さなのスピンオフのお話があればこっそり僕だけにお願いします