グローバルボーイズグループ『JO1』白岩瑠姫、俳優・久間田琳加がW主演し1日より公開中の“夜きみ”こと映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』(監督:酒井麻衣/配給:アスミック・エース)。本作のJO1劇映画初主題歌『Gradation』オフィシャルリリックビデオが1日、解禁となった。
小説サイト『野いちご』で連載され、第1回野いちご大賞を受賞した、作家・汐見夏衛氏のシリーズ累計発行部数55万部を超えている同名作品が原作。自由奔放で、絵を描くことが好きな謎めいた部分がある銀髪の高校生・深川青磁(白岩)、過去の「ある出来事」が原因で、優等生を演じているという女子高生・丹羽茜(久間田)の2人が紡ぐラブストーリーとなる。
今回公開となったリリックビデオは、酒井監督が監修している本編映像&JO1 レコーディング映像を織り交ぜたスペシャルコラボ映像。
89秒のものとなり、芝生の上で大の字に寝転ぶ青磁(白岩)をとらえた映画本編映像からはじまる。背後に流れる『Gradation』の涼やかなイントロをバックに、指で作ったフレームで空をのぞき込む青磁。すると、フレームに四角く切り取られた澄んだ青空の中に、色あざやかな映像が浮かび上がってくる。
予告編でも一部使用され、宣伝コピーや主題歌の歌詞のモチーフともなった“無彩色な世界がカラフルに色づいていく”様を端的に表現したといえる、『夜きみ』“らしい”カットが。
やがて映像は主題歌のレコーディング風景に切りかわる。楽曲冒頭のパートを担うのは白岩。「雲がかりの空は 隠すようで 君に似ていた」と、まるで愛しい人に語りかけるような優しい歌声が響き、レコーディングに臨む『JO1』のメンバーたちの姿、そして青磁と茜(久間田)の印象的な姿を切り取った本編映像が心地よいテンポ感でつながりはじめていく。
自転車の二人乗りや、互いにとって特別な場所である「屋上」で過ごす時間など、かけがえのない瞬間を経て、徐々に距離を近づけていく青磁と茜。次第にやわらかさを増していく茜を見つめる青磁のまなざしには、「些細な思い出を抱えてまた君の笑顔を探して」という歌詞にも表れるように茜への隠しきれない想いがあふれている様が見てとれよう。
そんな青磁のまっすぐな想いを捉えた本編映像を包み込むようにインサートされる、各メンバーのレコーディング中の真剣な姿の数々。彼らの力強さ、エモーショナルなボーカルの魅力は、「青と混ざる茜色」と歌われるサビパートに最も表れている。本編映像部分ではまさに「青磁色」と「茜色」が入り混じる劇中の象徴的なカットがピックアップされ深みを見せている。
■リリックビデオ映像
https://www.youtube.com/watch?v=bASAgdr7MvE