舞台『アイ★チュウ ザ・ステージ』(演出:田尾下智)制作発表会見が26日、東京・サンシャインシティ池袋 噴水広場で開かれ愛童星夜役・川井雅弘、湊奏多役・丸目聖人、御剣晃役・小波津亜廉、ノア役・佐川大樹、レオン役・結城伽寿也、黎朝陽役・登野城佑真、ラビ役・須永風汰、リュカ役・田中晃平、演出の田尾下智氏、司会は田中靖が務めた。
『アイ★チュウ』とは2015年6月よりサービスインした100万ダウンロードを突破している恋愛リズムアドベンチャーゲーム。とある有名事務所「エルドール」が設けたアイドル育成を目的とした学園『エトワール・ヴィオスクール』が舞台でプレーヤーは学園に通う生徒たちを一人前のアイドルに育てるというもの。舞台版は昨年8月に大阪、9月に東京で上演され人気を博した。今回は再演となるが、前回のシステムや毎回変わるストーリー展開は残しつつ、新キャストや新曲のお披露目、シャッフルユニットの登場など、さらにパワーアップしている。
約500人のギャラリーが集結するなか、開始時間になると、田中靖の呼び込みで佐川&結城&登野城&須永&田中晃の『I♥B(アイビー)』が楽曲『深海マーメイド』をパフォーマンスし、黄色い歓声が場内に響き渡る。ちなみに『I♥B』といえば“楽器パフォーマンス”も特徴だが、この日はなかったことにメンバーたちから「深海に沈めました」と、楽曲に引っ掛けたコメントも飛び出すなど、観客たちをうならせる一幕も。
そんな『I♥B』で今回新加入キャストとなる須永は、「いまこの中にいるのが変な感じです。ちょっと夢みたいなんです。きょうキャラクターの格好しているみんなを見て『本物だ!!!』って」と、大興奮だったのだとか。すると結城は、須永を「風汰くんは予想を超えた面白さを持っているんです」と、ポテンシャルの高さをアピールしてあげていた。
続けては川井&丸目&小波津の『F∞F(ファイヤーフェニックス)』が登場し、楽曲『I am a HERO』を歓声飛び交うなかパフォーマンス!川井は終えた直後に、「裏で胸が飛び出ると思ってました。生のお客さんを前にすると緊張感はケタ違いですね(苦笑)」と、初々しい反応。
川井も再演での新キャストだが、丸目は、「やる気がみなぎっていて、これからのけいこが楽しみです」といえば、小波津は川井を見て「ちょうど1年前に発表したときに僕達もガクガク感とかすごかったなって思い出しました」と、初心を思い出したよう。新キャストたちへも小波津は「既存のメンバーを刺激してくれることがあって。こんなところ気づかなかったということや、こんなやり方あるんだって」と、参考になることも多いようだった。
報道陣からは、それぞれのチームの良い部分はどこかと質問が挙がり丸目は「『F∞F』はファミリー感です」といえば、佐川は「自分らは波長が合うなって思いますね。そういう面も一緒に生活しているとシェアハウス感を出せるかなって」とのことだった。
さらに、観客たちからも質問をつのることとなり、ほかのグループの歌ってみたい曲はないかというものへ川井は、「『新海マーメイド』ですね。僕が1番最初に聴いた曲ですし、僕自身楽器をやったりするので、もしちょっと入れたら」というと、結城は「それはぜひ!」と、シャッフルではなくトレードが行われそうな一幕も。須永は「僕は逆に『I am a HERO』ですね。キラキラ格好いいやつをやりたいです」と、憧れを口にしていた。
ほかにも、やってみたいほかのキャラクターということで、田中晃がこの場でしかできないキャラクターを披露したりと盛り上げたり、自分の演じるキャラクターの好きなところへ「星夜のあまり考えずに行動するところ。僕もゴチャゴチャ考えるのが苦手で」(川井)、「超絶イケメンなところです」(結城)、「超絶カワイイところです!」(丸目)、「超絶色気があるところ」(小波津)との受け答えで観客たちを楽しませていた。
最後に川井が「お客さん参加型なのでぜひ来てください!」と呼びかけ、「We are アイ★チュウ」のコール&レスポンスで、2月の公演に向け気合を入れていた。
舞台『アイ★チュウ ザ・ステージ』は2月23日から3月1日まで東京・池袋のサンシャイン劇場にて上演!