アイナ、松村北斗、広瀬すず、黒木華が巨大5メートルギター囲むポスター解禁

アイナ、松村北斗、広瀬すず、黒木華が巨大5メートルギター囲むポスター解禁1

 元『BiSH』のアイナ・ジ・エンド主演でアイドルグループ『SixTONES』松村北斗、俳優・黒木華、広瀬すずらが共演し10月13日より公開予定の映画『キリエのうた』(原作・脚本・監督:岩井俊二/配給:東映)。本作の新たなポスターと、岩井監督が手掛けたディレクターズカット版予告が11日、解禁となった。

 本作では、壮絶な運命と無二の歌声を宿したキリエの音楽がつなぐ13年に及ぶ壮大な愛の物語。降りかかる苦難に翻弄される男女4人の人生が、切なくもドラマティックに交錯していく。

 公開されたポスターは、アートディレクター・吉田ユニ氏が手掛けたもので、作品を観て感じ取ったものをデザインとして表現したもの。撮影は『First Love 初恋』のメインビジュアルも担当した濱田英明氏が担当。ユニ氏が岩井監督や濱田氏と打ち合わせを重ね完成されたデザインとなる。

 その特徴は、中央に象徴として置かれている全長約5メートルの巨大ギター。キリエの“歌”によってみんなの繋がり、そしてその歌によって大きな力になっていくかのように、どっしり構えている。海で放流されていたようなテーブルや椅子などの古い家具を実際に組み合わせ特別に制作されている世界にただ1つのギターとなる。

 キャスト陣も巨大ギターを取り囲んでおり、アイナ・ジ・エンド演じるキリエはギターに座りながら背をもたれかけるように、松村北斗演じる夏彦はギターに手をかけるように、黒木華演じるフミはギターとは逆方向に向く様子、広瀬すず演じるイッコは寝そべりギターよりもキリエに寄り添うかのようなものとなっている。

 このポスターにユニ氏と、濱田氏からコメントが寄せられている。

 ■吉田ユニ氏
 ”キリエのうた”を中心に繰り広げられるストーリーなので、キリエがいつも抱えているギターをモチーフにして、そこにみんなが集まっているようなイメージにしました。ギターを構成するのは、海に放流されていたような、朽ちたような、儚い印象が残る家具なのですが、それらが集まって大きなものになり、どこか強さが感じられるビジュアルになったらいなと思って考えました。
 家具などの中に、ドライフラワーなども入れて少し動きを出したり、蔦でギターの弦を表現しています。

 ■濱田英明氏
 キャストのみなさんがセットに入った瞬間、それぞれの役の姿になったのを見て、きっとよいポスターになると確信しました。そして、それを期待していたので撮影はとてもやりやすかったです。はじめにユニさんからイメージイラストをいただいた時は、実際にどうやってセットが作られるのか想像ができないほどだったのですが、スタジオに行くとほぼその通りのものが出来上がっていました。その完成度と再現性に驚いています。

 一方、予告映像は、運命に翻弄されながらも懸命に生きる4人の姿を中心に、“キリエのうた”が奏でる物語がつづられたもの。ター片手にキャリーケースを引いて都会を彷徨うキリエや、真っ白な雪景色に寝転ぶキリエとイッコの姿が。キリエが歌う楽曲も印象的に使用され、予告編冒頭でカフェで歌われる「名前のない街」、ライブで人々を魅了する主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」のほか、物語を彩る楽曲の数々を楽しむことができる仕上がりを見せている。

 ■予告映像
https://youtu.be/v9LwSWst9tk

 ※『キリエのうた』過去記事
 ・アイナ&松村北斗&村上虹郎 路上ライブな「キリエのうた」場面写など解禁
 ・松村北斗 一瞬の煌めき爽やか目つぶり!「キリエのうた」3種ビジュアル解禁
 ・松村北斗やアイナ・ジ・エンドギター抱えほほ笑む姿も「キリエのうた」ティザー

 ※記事内画像は(C)2023 Kyrie Film Band