アイドルグループ『KAT-TUN』亀梨和也が12月1日よりPG-12で公開予定の映画『怪物の木こり』(監督:三池崇史/配給:ワーナー・ブラザース映画)を主演することが12日、発表。あわせて共演に、菜々緒、吉岡里帆、染谷将太、中村獅童の出演や、予告編映像、場面写真もあわせて公開となった。
本作は作家・倉井眉介氏が2019年第17回『このミステリーがすごい!大賞』を受賞した同名作が原作。凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生。次のターゲットとして狙われたのは、弁護士・二宮彰(亀梨)だったが、実は二宮は犯人をも凌駕する狂気のサイコパスだった。犯人を追う警察と、返り討ちを狙う二宮。追う者と追われる者がどんどん入れ替わっていく、その果てには……というサスペンスとなっている。
目的のためには手段を選ばず殺人すらいとわない狂気のサイコパス弁護士・二宮彰(にのみやあきら)役に亀梨。捜査本部で孤立しながらも連続殺人事件を追う警視庁のプロファイラー・戸城嵐子(としろらんこ)役に菜々緒。二宮の本性を知らない婚約者・荷見映美(はすみえみ)役に吉岡里帆。二宮の協力者のサイコパス外科医・杉谷九郎(すぎたにくろう)役に染谷将太。過去の殺人事件の容疑者・剣持武士(けんもちたけし)役に中村獅童が起用となった。
一方公開された予告映像では、山道で激しく横転し大破する車を映し出す大迫力のカーアクションシーンから。この大破した車に追われていた二宮は、救急車を呼んでほしいと懇願する運転手に冷たい目で歩み寄ると、一瞬の躊躇もなく割れたガラスの破片を運転手の首元へ。“絵本「怪物の木こり」”の面を被り、凶器の斧で人を襲い脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生する中、二宮は突然現れた犯人に襲われる。弁護士として高く評価されながらも、本性は他者への共感能力が欠如したサイコパス・二宮。犯人の新たなターゲットとなった二宮は、この謎に包まれたシリアルキラー“怪物の木こり”に復讐を強く誓う。そして、二宮をマークする警視庁の天才プロファイラー戸城をはじめ、二宮の婚約者の映美、二宮の協力者であるサイコパス外科医・杉谷、過去の殺人事件の容疑者・剣持らの思惑が複雑に絡み合っていく……映像の最後には、二宮が婚約者である映美にナイフを突き立て「愛する人に殺されるなんて、ロマンチックじゃないか」と、衝撃の一言を放つ場面も!予測不可能な物語の先に待つ衝撃の結末とは……?
本作のサイコパス監修を務めた脳科学者の中野信子氏からは、「亀梨さんご本人は非常に温かみのある快活なキャラクターをお持ちだと思いますが、いわば真逆といえる主人公の危険な魅力、サイコパスならではの血の通わない表情、表層的に人柄の良さを演出する計算高さを演じる俳優としての力に唸らされました」とのコメントなどが寄せられた。
公開された場面写真はスーツをスマートに着こなし、両手をポケットに突っ込んで車道を歩く亀梨の姿が。その後ろには、裏返って煙を噴く自動車があり、異様な雰囲気を醸し出している。
■60秒予告
https://youtu.be/iueUTMI7Ai4?si=w1ykswJ4d95vvWI9
※記事内画像は(c)2023「怪物の木こり」製作委員会