女優・綾瀬はるか(32)、元フィギュアスケート選手の高橋大輔氏(31)が30日、都内で『「コカ・コーラ」平昌2018冬季オリンピック応援キャンペーンPRイベント』に登場した。
コカ・コーラシステムは1月8日から「コカ・コーラ」ならではの平昌2018冬季オリンピックの楽しみ方を訴求する「コカ・コーラ」平昌2018冬季オリンピック応援キャンペーンを全国一斉に展開。2人はCMで“フィギュアスケート選手”役と“コーチ”役で共演していることからゲストとなった。
イベント序盤からスケートの話題へ。綾瀬は、「幼少期のころに友だちと家族と滑りにい行ったりしたことが少しあります」と、話していたところ、高橋氏が、場内に張られた樹脂のリンクにスケート靴でさっそう滑りながら現れ、しっかり決めポーズも決めるなど、沸かせながらスタート。
そんな高橋氏を見ながら、綾瀬は、「表情とか表現力がお芝居と似ているのかなって見入ってしまう表現力の豊かさを感じていました」と、高評価だったが、高橋氏は大勢の報道陣を前にしていたこともあってか「緊張しているんです」と、苦笑いだった。
CMでは共演している2人だが、実は別撮りだったらしく、この日が初めての顔合わせ。CM中には“コーチ”として綾瀬を高橋氏が呼び捨てにするシーンもあったものの、「いきなり綾瀬はできないですよ」と、ためらいもあったという高橋氏は、「俳優という気持ちで」と、切り替えて振り切って臨んだそうだ。
会見では、CMで綾瀬が着た衣装も公開。高橋氏は、「試合の会場で赤色ってすごく映えそう。選手が着ているような感じです」といい、その衣装の手触りも確認したところ、「このまま使えますよ。選手で使いたい人いるんじゃないですか?」と、その完成度に太鼓判だった。
話が平昌五輪のことへ。フィギュアスケートのどこを楽しんだらいいのかと綾瀬が質問すると高橋氏は「技の名前とか知られているとは思いますけど、わかりやすいのがジャンプを決められるか決められないかだと思います」と、アドバイス。さらに、高橋氏は「メダルが複数獲れる可能性があるのでぜひそこは注目してほしい」と、呼びかけ、綾瀬も「より深くしっかり見たいと思います!」と、両拳を握りながら目を輝かせていた。
イベント中盤には高橋氏指導のもと綾瀬もスケートに挑戦。2人で手をつないでポーズを決めたり、綾瀬の笑みは絶えないものに。しかも綾瀬は、気を良くして調子に乗って帰ろうとしたところ、スピードを出しいすぎ壁に激突しそうになり、そういったところはご愛嬌といった感じで報道陣を和ませる。
その直後のトークでは、綾瀬は「帰り際がスマートじゃなくて」としょんぼり。それでも、高橋氏は「怖いものしらずですね。思った以上にスピードを出していたので大丈夫!?と思っていました。怖いものしらずさ加減はフィギュアスケーターにも大事で、フィギュアスケートをしていてもトップに行っていたと思います。体感もしっかりしてますし怖くてターンもできたりしてましたし」と、度胸を認めつつ、「知らない一面を観させて頂いて、手も繋いで……こんなことできる人いないっすよ。ありがとうございます」と、“役得”に笑みがこぼれていた。
そんな2人にはCMと同じく、高橋氏が綾瀬の肩に手をポンと置いて「綾瀬いよいよオリンピックだ」の部分を再現してもらうこととなったが、2人とも気恥ずかしかったのかやった瞬間に苦笑といった感じ。それでも綾瀬は、高橋氏の“俳優”っぷりに「目が笑いを耐えていたので目がキラキラされていますね。100点満点です!」と、点数をつけ盛り上げに一役買っていた。
ほかにも、報道陣から最近家でしていることを問われた綾瀬は「コートとかにブラッシングして毛玉を取ることです」と、マイペースなコメントや、高橋氏は仕事で行ったり来たりなので、家にいるときは大好きなアニメを観ています。永遠と観ています。めちゃめちゃ好きなんです」と、趣味に没頭しているとも話したりと、和気あいあいなイベントとなっていた。