『プリキュア』新シリーズ『HUGっと!プリキュア』会見が1日、都内で開かれ野乃はな/キュアエール役・引坂理絵、薬師寺さあや/キュアアンジュ役・本泉莉奈、輝木ほまれ/キュアエトワール役・小倉唯が登壇した。
今月4日から放送がスタートとなる本作は、「なんでもできる!」「なんでもなれる!」というポジティブなメッセージと、「母」のような強さを持つプリキュアの姿を描くシリーズ第15作目。子育て・おしごと・さらにはプリキュアとしてめちゃくちゃ多忙な日々を過ごす女の子たちを通して、子どもたちに希望を届ける。
今年プリキュアシリーズ15周年となり、しかも会見当日の2月1日がシリーズ1作目である『ふたりはプリキュア』放送開始日ともあり、「プリキュアの日」として制定されたことが宣言となってから会見は幕開けした。
そして、引坂、本泉、小倉が自分の演じるプリキュアと手をつないで登場。それぞれに、起用が決まったときの気持ちからはじめることとなった。
引坂は「オーディションを受けた夜に、マネージャーさんから電話が来て『合格したよ』って言われべ、自分の身にもこういうことがあるのかって、言葉が出なくなるくらいビックリしました。その後、大泣きして、ドキドキしていた日々が続きました」と、胸が躍っていたという。
さらに引坂は「プリキュアという作品を考えるようになってきて、今までバトンが引き継がれてきたなかで、私がどう関われるのかなというので、すごく緊張しているんです。私にできること、きっと選んで頂いたということはできることがあると思うので、はなちゃんとエールと絆を深めていくなかで、きっと私にしかできない世界を出せればと思います」と、これまでのシリーズを背負っての思いを。
続けて本泉は、「素敵なキャラクターに出会えたこと嬉しく思います」と、実感を話しつつ、「役を頂いた瞬間は頭が真っ白になってしまって、ふわふわして地に足がつかないままずっと時間を過ごしていたんです。初めて声を撮らせていただいたときに、本当に私なんだということを実感しました」と、エピソードともに披露。
小倉は、「実は私も幼少期にプリキュアを見て育ったので、プリキュアになる番がやってきて、まさか自分がプリキュアになってという気持ちで、きょうもまだ夢の中にいるようなドキドキ・ワクワクしているようような気持ちなんです。小さいころに感じた、憧れとか、強さ、絆、いろんなことを教えてくれた素敵な作品だなと思います」と、小さい頃からいまに至る思いを語った。
そんな作品のアフレコ現場の雰囲気へ、本泉は「アットホームで温かで、たくさんの人に支えられているなというのを感じています」とのことで、小倉も「コミュニケーションもたくさんとれるというので、距離感も近くて、3人そろって合わせるセリフとかも練習しながらでした。なかなかそろわなくて、Hugプリならでなのものを出したいです」と、3人でその息を合わせるときのポーズも披露することも。
キャラクターと自分の共通していると感じる部分へ引坂は、「オーディション会場で初めてキャラクターの見た目を知るんです。そうしたら、もともと前髪が一緒だったというのはビックリしました」と、縁を感じているそうで、本泉は、「さあやは辛いものが好きで、私も辛いものが好きなんです。それが共通していて嬉しいです」と、食の好みが似ているよう。
小倉は、「見た目はクールで格好いいですけど、中身は女の子らしい一面があったりギャップが見え隠れするところがあて、クールな部分とギャップがあります。そういうコントラストをうまく活かせるように演じていきたいなと思います。共通しているのはオシャレが大好きなので、ほまれちゃんに負けないように」と、キャラクターに刺激を受けているようだった。
ほかにも、引坂は本作のアクションシーンの見どころへ「やっぱり拳を使って闘うというのがあります。気合を入れて『ハァァーー!!』って、ドスのきいた声にもなってしまうと思います。本気の戦いだからこそだと思います」と、力を入れたものだそうで、本泉は「バトルの後は疲れるよね」とのことだった。
※北村一輝、小野賢章も交えた会見の模様は別の原稿でお届けします。