俳優・北村一輝、声優・小野賢章が1日、都内で開かれた新番組『HUGっと!プリキュア』『映画プリキュアスーパースターズ!』合同会見に登場した。
2004年から放送がスタートしたプリキュアシリーズが今年15年周年を迎え最新シリーズ『HUGっと!プリキュア』が2月4日から放送スタートなり、同作のキャラクターが登場する劇場最新作『映画プリキュアスーパースターズ!』も3月17日に公開を控えることから開催。
北村はプリキュアたちに立ちはだかるウソバーッカ役を、小野は妖精のクローバー役として出演。『HUGっと!プリキュア』の野乃はな/キュアエール役・引坂理絵、薬師寺さあや/キュアアンジュ役・本泉莉奈、輝木ほまれ/キュアエトワール役・小倉唯の3人による会見を経て、『映画プリキュアスーパースターズ!』の会見から北村と小野が加わり、プリキュアたちの手を取ってエスコートしながら登場となった。
北村はプリキュアたちに囲まれていることへ会見序盤から「みんなかわいいんですよね。目をみてくるんでドキドキするんですよ。いちいちキュンキュンする。本当に可愛くて……たまんないです。照れちゃうよ」と、気恥ずかしさを口にし、小野も「楽屋でも誰もいなくても目を見てくるんですよ。どこ見ていいか分からなくて目線が泳いじゃいますね」と、心境を。
映画の話を聞いた時のことへ北村は、どんな役か聞く前に「すぐやりますって、即返しました」と、前のめり気味だったのだとか。「セリフで『これはなんだウソ?』とか普段言わないことばかりであとは『ヴァ~』『グォー』『ヴェー』とかで(笑)」と、苦戦していたようだが、「悪役ですけど子供が真似できるようなキャラクターの方が良いのかなとちょっと考えながらでした」と、しっかりと思いも込めたのだそうだ。
小野はプリキュアシリーズに参加してみて「本当にキラキラしていました。僕も中学生ぐらいですかね妹がいるんです。妹が観ていたのを一緒に観ていた世代なんです。いまでも歌を覚えてるんですよ『♪プリキュア』って」と、懐かしさから即興で口ずさむことも。「その世界に参加できると思わなかったので、現場にはプリキュアたちがいっぱいいるんですよ。普段は男性が多い現場が多いので」と、気後れしたとも話していた。
クローバーという役へは、「プリキュアたちよりちょっとお兄さんかなと想像していたんです。優しい感じの約かなと思っていたらまさか妖精役で(苦笑)。自分が演じようと思っていたものと正反対でビックリして。でも、クローバーはピュアで、最初はすべてを諦めてしまっているところから登場しているので、プリキュアたちと出会ってどう心情が変わっていくのかを大事に演じました」と、演技プランを披露。
すると、小倉が「小野さんは以前からほかの作品の現場でご一緒する機会が多いんですが、イメージにない年頃の近い少年だったんです。現場でご一緒させて頂いて、声を聴いたときには、小野さんってこんなに素敵でピュアでナイーブなお芝居をすることができるんだってあらためて新鮮な気持ちでした。いい意味でギャップを感じました」と、証言。それを苦笑いしながら聴いていた小野は「実際、収録はナイーブにやっていたので反映されていてよかったと思います」と、返し場内を沸かせていた。
一方、引坂は“先輩プリキュア”たちのチームワークに圧倒されたそうで、本泉も「私達もこうなっていきたいなと感じました」と、しみじみ。小倉は「先輩のプリキュアと一緒に声を出したときにプリキュアの一員になれたんだという気持ちが生まれてきて一緒に戦えているというのを感じました」と、“プリキュアになった”という気持ちが芽生えたそうだ。
『映画プリキュアスーパースターズ!』は3月17日より全国ロードショー!