俳優・堀田真由主演で俳優・小林薫や“キスマイ”の愛称で親しまれるアイドルグループ『Kis-My-Ft2』の宮田俊哉らが出演し全国公開中の映画『バカ塗りの娘』(監督:鶴岡慧子/配給:ハピネットファントム・スタジオ)。本作の新場面写真3点が15日、公開となった。
作家・髙森美由紀氏が第1回『暮らしの小説大賞』を受賞した『ジャパン・ディグニティ』を映画化した作品。青森の伝統工芸・津軽塗をテーマに、軽塗職人を目指す娘・美也子(堀田)と寡黙な父・清史郎(小林薫)が漆や家族と真摯に向き合う姿を、四季折々の風景や、土地に根付く食材と料理、そこに生きる人々の魅力を織り交ぜ描く。なお、タイトルの“バカ塗り”は、津軽塗のことを指す言葉で、手間暇をかけたその工程はバカに丈夫と言われるほど、“塗っては研ぐ”を繰り返すさまをあらわしている。
今回公開されたのは、鑑賞後の感想で多くの反響が寄せられた、バラバラだった青木家が再び集合し、笑顔で笑い合う一家集合のシーンを切り取った場面写真。
家族より仕事を優先し続けた津軽塗職人の父・清史郎(小林)に、母は愛想を尽かせて出ていき、家業を継がないと決めた兄・ユウ(坂東龍汰)は自由に生きる道を選び家には留まらず、長らく父・清史郎と娘の美也子(堀田真由)の 2人暮らしだった青木家だが、「やり続けること」と清史郎と美也子に大事な言葉を残してくれた祖父の葬儀で一家全員が再び集まることに。
青木家に加えて近所に住む吉田のばっちゃ(木野花)や、ユウのパートナー・尚人(宮田俊哉)も参加。吉田のばっちゃは「じさまのおかげでまた家族みんな集まった」と、バラバラになっていた皆が集まれたことを喜び、そんなばっちゃに引っ張られるように、それぞれが津軽塗の器に盛られた郷土料理や地酒と共に自然に笑顔になっていく。
美也子の“漆をやりたい”という決意と新たな挑戦を通して、家族全員が少しずつ変化し、認め合いながら再び笑顔で話す様子となっている。
※「バカ塗りの娘」過去記事
・「バカ塗りの娘」海外映画祭出品!堀田真由、宮田俊哉ら新場面写真も解禁
・宮田俊哉「バカ塗りの娘」場面写解禁!やわらかく爽やかな笑顔
・宮田俊哉 堀田真由に「イジってます!?」と照れ笑い!拍手少なな状況のワケ!?
※記事内画像は(C)2023「バカ塗りの娘」製作委員会