香取慎吾 2024年2月音楽劇「テラヤマ・キャバレー」寺山修司役で主演発表

香取慎吾 2024年2月音楽劇「テラヤマ・キャバレー」寺山修司役で主演発表1

 『新しい地図』香取慎吾が2024年2月9日より上演予定の音楽劇「Inspired by Shuji Terayama『テラヤマ・キャバレー』ぜんぶ素晴らしくて、くだらない。」(演出:デヴィッド・ルヴォー)を主演することが10日、発表となった。

 劇作家・寺山修司を描いた作品で、亡くなる前夜、寺山の前に「死」という登場人物が現れ、「死」と寺山の間で「日が昇るまでに、私(死)を感動させられる作品を作る猶予をあげよう」という取引が交わされる。寺山の残された命は、最後に作りたい作品は完成するのか……。

 劇作家・池田亮氏による書き下ろしとなり、寺山修司による作詞の楽曲を数多く交えて、生演奏でオリジナル音楽劇となる。演出を手掛けるのは、ウエストエンド、ブロードウェイ、日本とさまざまな国で活躍してきたデヴィッド・ルヴォー氏。共演には、成河、伊礼彼方、村川絵梨、平間壮一、凪七瑠海がキャスティングされている。

 今回の発表にあわせ、ルヴォー氏、香取からコメントが寄せられた。

 ●デヴィッド・ルヴォー
 「どんな鳥だって想像力より高く飛ぶことはできないだろう」- 寺山修司
 この作品は、寺山を「再現」することが目的ではありません。それは誰であれ、不可能な事だと思います。イギリスの演出家なら尚のこと、無理でしょう。寺山修司は社会的、または身体的な「のけ者たち」を作品の中心に据えていました。そんな彼は、今の世界をどう思うだろうか?彼の眩しいほどの想像力の灯火は、嵐のような現代において、どれほど奇妙で、滑稽で、とんでもない美しさを我々に見せてくれるのだろうか?このプロジェクトが提案された時、自分にはやらないという選択肢はありませんでした。

 ●香取慎吾
 死を迎える寺山修司を演じます。
 デヴィッド・ルヴォーさんが奏でる寺山修司に、僕の今をぶつけます。
 熱いキャバレーになりそうです。
 心燃やして参加します。

 Inspired by Shuji Terayama『テラヤマ・キャバレー』ぜんぶ素晴らしくて、くだらない。東京公演は2月9日から同29日まで日生劇場にて、大阪公演は2024年3月5日から同10日まで梅田芸術劇場メインホールにて上演予定!