モデル・NANAMI、タレント・武井壮が12日、都内で株式会社ピエクレックス記者会見に出席した。
村田製作所と帝人フロンティアの共同出資により2020年より活動している株式会社ピエクレックス。同社が、自社で開発した植物由来のポリ乳酸繊維である「電気の繊維」ピエクレックスを使用したアパレル製品や繊維製品を回収し、林業や農業での利活用を目的とする堆肥化までを、パートナー企業、自治体、福祉施設、学校法人等、多くのステークホルダーと連携・共創して構築した、循環インフラ『P-FACTS』(PIECLEX Fabrics Composting Technology Solution)の実証をスタートさせること発表した。
武井はブランドアンバサダーを務めていることから、NANAMIは武井のコーディネートを担当することからゲストとなった。白いTシャツに上下デニムのコーデで呼び込まれた武井は、「こうしたダボッとした服装はしないので、知り合いとかに見られたら『きょうデートですか?』とか言われそうです。勝負服になるかも。LDHのダンサーさんとかこういう服着てますよね。これを着て目黒川沿いを歩きたいです」と、ニッコリでそのデザイン性の良さをアピール。NANAMIも「バッチリ似合ってて、馴染んでらっしゃいます。違和感なく。気に入って頂けて嬉しいです。ぜひ勝負服にしてください」と、コーデした冥利に尽きる様子。
「こうしてコーディネートして頂いてそれを買い取るという方向にしたい」という武井だが、それでも、“百獣の王”の看板を引っ提げて活動している武井としては、この装いは、「獣感がだいぶなくなったなと思います。街を歩いても、『今の武井壮?』ってなると思います」と、そこの部分だけはどうにもならないといった様子だった。
サスティナブルファッションについてトークへ。武井は「サスティナブルファッションと聞くと、アパレル商品の廃棄の多さはぱっと頭に浮かびます。僕らの業界ではそういうことが多くて。ですから今回のような取り組みが、アパレルの世界でも入っていることが当たり前になって、ワールドスタンダードみたいなものになっていけばいいですよね。可能性は無限大ですから」と、しみじみ。
NANAMIも、今回のイベントに携わり、「製品からサスティナブルにかかわれるものって、この機会がないと知らなかったことなのでそこまで進んでいるんだないう印象がありましたね」と関心しきりで、「自分ができる範囲でもやっていこという気持ちになっていたので、ファションでもこうして取り入られられると感じました。着てみて、いい製品だなと感じています。周りのみんなにも教えたいです」と、今後の展望へも話をつなげる。
武井も「スポーツのときのウェアとかにも活用して、スポーツをすることが街や国を助けたり、衣装を楽しむことがわれわれの暮らしを支えるようになるのではないかと感じています」と、循環型の社会への気持ちも話していた。
そんな武井は、今年7月に日本プロゴルフ協会(PGA)のティーチングプロB級講習会・受講者選定実技試験に合格。プロゴルファーへの道を歩んでいるが、芸能と兼業でプロゴルファー?という声には「そうなると思います」とのことだった。
ほかにも、記者からは、NANAMIへ今回の武井のように姉・堀北真希のコーディネートをする?との質問があがり、「いまはないですけど、おさがりをもらうはしてました。コーディネートを組むということはしてないですね。今後、私のものを提案して……着てもらえない気がする(苦笑)。でも、着てもらえるかな。派手すぎとか言われそうな気がするんです」と話していると、武井が「P-FACTSのものを提案してみたら」と、オススメしこれに、NANAMIもうなずいていた。