元『モーニング娘。』でタレント・後藤真希が25日、都内で会見を行いVTuberデビューすることが発表。バーチャル後藤真希をお披露目した。
会見ではバーチャルユーチューバー『ぶいごま』がお披露目。ぶいごまのプロフィールとしては平成13年、西暦2001年からタイムスリップしてきた15歳の後藤真希という設定。過去に帰る方法が見つかるまでの間、VTuberとして活動していくという。この時代を気に入っており、どうせなら楽しむしかないっしょ!と、令和を満喫しようとしているという裏設定も。なお、ぶいごまは、バーチャル・エイベックス株式会社に所属するとしている。
会見が始まると、後藤は「私なんですけど、私なんです(笑)。バーチャル後藤真希ではあるんですけど説明の言葉が難しいです」と、なんとも言いづらげ。そこでさっそくぶいごまを呼び込むと「この子も私と言えば私なんです」と、紹介した。
そんなぶいごまのデザインを見て、後藤は「猫がモチーフなのがカワイイなって。きょうのお披露目はフードをかぶってますけど、これからフードなしになったりとか違うお洋服を着たりとか、カワイイところが増えていくと思います」と、アピール。ちなみに後藤もデザインの際にリクエストを求められたそうで「15歳当時は、ストレートなイメージなのと、なるべく髪の毛のサラサラ感にはこだわってもらいました」とポイントも明かした。
ぶいごまとの掛け合いも行われ、ぶいごまは「年齢は15歳、でもこっち(現実の後藤)の真希は38歳」と、実年齢を挙げ、若さのマウントを取られ後藤もタジタジで苦笑い。そんなぶいごまを見ながら、後藤は、「ノリが軽いんですよー。私、15歳のときこうでしたっけ?」と、戸惑う様子も見せていた。
会見ではぶいごまがジェネレーションギャップ(?)を感じさせるコメントも連発。「スマホにビックリした!板じゃーん!って(笑)。ストラップつけるところもなくて。私もスマホ欲しい!」「プレステ2の時代だよ。もう5まで来てるんでしょ。急に綺麗になったよね」といえば、後藤は「元の時代に戻ったら難儀しそうだよね」と、冷静にツッコみ大人な様子を見せていた。
そんな2人だが、2001年から2023年にきてみてぶいごまになにか変わってないものはある?との質問も飛んだがぶいごまは「真希の若さ」といい、これに後藤は「涙がでそう」と喜ぶ様子も。逆に後藤へは当時と比べていま追いつけなさそうなものは?との質問が飛び、「回復が遅いとか」と答えていたが『モーニング娘。』の人気曲『LOVEマシーン』については、「当時よりキレが増しているかもしれないです」と、自信を見せていた。
そこから後藤の15歳のときの話題となり、「ひたすらいろんな場所でLIVEさせてもらっていたなって思います」と感慨深げ。では、15歳のぶいごまにこれだけはやっておいてほしいことは?との質問も飛んだが、「先輩には敬語を使いなさい、もっと真面目にやりなさい」「15歳の私はニュースを見ることがなかなかできなかったので、社会に疎かったと思います。あらためて教えたい」と、後悔がある部分もちらり。なお、後藤は自身よりもぶいごまのYou Tube登録者数が多くなったら「嫉妬するかも」と話したりして盛り上がっていた。
また、会見ではぶいごまを手掛けたスタッフも発表。イラストレーターのななかぐら氏がデザインを手掛けたといいぶいごまが「かぐらママ」と慕う様子や後藤も「素敵に描いて頂きました」と、感謝を。衣装デザインはイラストレーターのサラキ氏、ロゴデザインはグラフィックデザイナーの青猫氏らが担当していることも明かされた。
ぶいごまの表情はバリエーションが多く、にこやかに笑う顔をはじめ、怒っているいる様子、すねる表情などコロコロ変わる様子も。今後、26日にデビュー生配信、28日にはバーチャルロウィーンフェス2023に出演し3Dの初披露。さらに11月11日にはバーチャルアイドルフェス『Life Like a Live!6』にも出演することが明かされることに。とくに『Life Like a Live!6』では、『LOVEマシーン』をパフォーマンスすることも予告し、会見でも『LOVEマシーン』の振りつけを後藤と一緒に披露するなどノリノリだった。