声優・堀内賢雄が12日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで劇場アニメーション『駒田蒸留所へようこそ』(監督:吉原正行/配給:GAGA)公開記念舞台あいさつに駒田琉生役の早見沙織、高橋光太郎役の小野賢章、河端朋子役の内田真礼、安元広志役の細谷佳正、駒田澪緒役の井上喜久子、駒田圭役の中村悠一、吉原監督とともに登壇した。
働くことをテーマにしたアニメ『花咲くいろは』、『SHIROBAKO』などを手掛けているアニメ制作会社『P.A. WORKSによる「お仕事シリーズ」最新作はオリジナル長編。ジャパニーズウイスキーを製造している「駒田蒸留所」を継いだ若き女性社長・駒田琉生の蒸留所の立て直し、バラバラになった家族、幻のウイスキーの『独楽』復活を目指すという物語となっている。
堀内は琉生の亡父で駒田蒸留所の先代所長を務めていたという役どころ。「僕はもう66歳なので、(声優を)一生の仕事して頑張っています。作品のなかでつないでいくということに愛情深い、そういう気持ちがしています。セリフを言っているなかで、なにかそういうのが伝わればいいなって」と、込めた気持ちを語っていた。
一方、井上は駒田家の母・澪緒役を演じた。井上といえば“17歳”アピールのあいさつをして観客に「おいおい!」とツッコまれるあいさつをすることでおなじみだが、この日も定番のあいさつで沸かせることに。
しかし、劇中でウイスキーができあがるまで最低でも3年が必要にかけて『3年後の自分に向けた言葉』をフリップで発表した際に、『まだ17才?』としたため、「やめ時が分からない」と漏らすことに。これにほかのキャストから「ずっとそのままで!」と、キャラ続行を懇願の声が飛ぶ一幕があった。
『駒田蒸留所へようこそ』は公開中!