山田涼介 土砂降りの雨の中慟哭「サイレントラブ」への恐れ告白!「結構難しいこと」

山田涼介 土砂降りの雨の中慟哭「サイレントラブ」への恐れ告白!「結構難しいこと」1

 アイドルグループ『Hey! Say! JUMP』山田涼介主演で俳優・浜辺美波共演し2024年1月26日に公開予定の映画『サイレントラブ』(監督:内田英治/配給:ギャガ)。本作の新場面写真とメイキングカットが22日、公開となった。

 『ミッドナイトスワン』などを手掛けた内田監督オリジナル脚本の最新作。希望もなくただ生きているだけの主人公・蒼(山田)が、事故で目が不自由になるもピアニストの夢を持つ音大生の美夏(浜辺)と出会ったことから始まる切ないラブトーリー。

 公開となった場面写真は、美夏の通う音楽大学の校務員として働く作業着姿の蒼。さらに、大雨の中膝から崩れ落ちて慟哭する、蒼の感情が溢れ出たシーンのもの。過去のある事件から声を発することをやめた音楽大学の校務員の蒼へ、山田は「蒼という役は本当に難しい役であったことは確かだし、そこにちゃんとやりがいもありました」と振り返るとともに、「最初の方は、毎日一から台本を最後まで読み直していたのですが、それは初めての経験だったんです。台詞が無いからこそ、本を理解していないと、気持ちの入れ方とかが全く繋がらなくなってしまうのが怖くて。毎日一から最後まで(本を)読んでいました」と、恐れがあったと告白。

山田涼介 土砂降りの雨の中慟哭「サイレントラブ」への恐れ告白!「結構難しいこと」2

メイキングカット

 さらに、蒼は格闘技を学んでいるという設定だそうで、演じるにあたって格闘技を習得。それでも、「難しかったですね。僕は割とアクションが得意な方なんですけど、格闘技を習い始めてからのアクションってもうアクションではなくて、格闘技になっているので。専門的な動きを入れようと思うとやっぱり素人なので全然できないっていう。結構難しいことをやっています。そこの差ですよね。アクションなのか本物なのか。そこの違いを見せるっていう意味ではすごく難しかったです」と、大きな壁だったそうだ。

 そんな山田のアクションシーンについて内田監督は「アクションシーンの撮影というのは、役者のダメージも大きいので、さまざまなことに気を遣わなければなりません。そんな中で、山田さんは『自分の体なので自分がいちばんよくわかる』と。自分の限界も知っているし、ここまでできるということもすごくわかっている。まさに、プロフェッショナルでしたね」と、線引きに舌を巻いたという。

 一方、メイキングは、口元と手を血で染めた、蒼の姿など過去に深いいきさつを感じさせるメイキングカットとなる。

 ※記事内画像は(C)2024「サイレントラブ」製作委員会

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