TVアニメ『道産子ギャルはなまらめんこい』ステージイベントが17日、千葉・幕張メッセで開催され四季翼役の島﨑信長、冬木美波役の佐倉綾音、秋野沙友理役の花守ゆみり、夏川怜奈役の上田麗奈、サプライズゲストで主題歌を担当するオーイシマサヨシも駆けつけステージを盛り上げた。
本作は東京から北海道の北見市の高校に転校した四季翼が、“道産子ギャル”の冬木美波に心を奪われるロマンチックラブコメ。
以下、公式レポート部分。
“道産子ギャル”の美波に惹かれるが、そもそもは黒髪清楚で真面目な女の子がタイプの四季翼役の島﨑は、「四季くんは意外とスペックが高い。冴えない男の子に見えて、芯が通っている」と役柄の印象を吐露しつつ、「3人とも素敵な精神性を持っている」と女性キャラクターについて紹介した。
“道産子ギャル”の冬木美波を演じる佐倉は、「私自身、ギャルという存在が周りにいない人生だったので、演じるのには緊張感がある」と告白。「でもその緊張感を出した途端にギャルではなくなってしまうので、いかにギャルのつもりでやるかというのが、今回の頑張りどころ」と不安もあったというが、島﨑が「揺さぶられ続けた」としっかりと翼を翻弄する美波になっていたと絶賛した。
翼や美波のクラスメイトで、一見クールに見える“黒髪清楚ギャル”の秋野沙友理役を演じる花守は、「“黒髪清楚”と“ギャル”が、並行して成り立つワードなんだという驚きがありました」と切り出し、「思い切りがいいところもあるけれど、一歩踏み込めないところもある。そのギャップがかわいいなと思って演じていました」とキャラクターに愛情を傾けた。
翼が住む家のお隣さんで、才色兼備なセンパイ・夏川怜奈役の上田は「2年連続、ミスコン優勝。学内テスト1位という、才色兼備。たまに癖が強かったり、不思議ちゃんのようでもあったり…」とインパクトのあるキャラクターだと楽しそうに話していた。
またステージでは、初解禁の情報として、翼のクラスメイト・松尾隆弓役を松岡禎丞、美波の妹・冬木桃子役を長江里加、美波の母・冬木眞衣役を喜多村英梨、後輩ギャル・飛鳥役を永井真里子、日奈役を久保ユリカが演じることが発表された。さらにオープニング主題歌「なまらめんこいギャル」を担当するのはオーイシマサヨシに決定。ここでサプライズゲストとしてオーイシが駆けつけ、会場は「キャー！」「やったー！」と歓喜。手を振ってオーイシを迎えるなど、大興奮となった。オーイシがジャンプフェスタに参加するのは、この日が初めてのことだという。
原作者の伊科田海はオーイシのファンだそうで、これにはオーイシも「びっくりしました」と感激しきり。「伊科田先生と、密にコミュニケーションを取らせていただいた。僕の気持ちの中では、伊科田先生とタッグを組んで作ったという気持ちがある。伊科田先生から『こういうワード、道産子ギャルっぽいですよ』と教えていただいて、そのワードをもとに作詞を進めました」と強力タッグが組めたと話す。さらに「めちゃくちゃ手応えを感じている。ウィンターソングとしても広く聴いてもらって、『道産子ギャルはなまらめんこい』というアニメを知ってもらえるような楽曲ができた」と並々ならぬ自信をのぞかせた。また亜咲花が歌うエンディング主題歌「わやわやわー！」の作詞・作曲もオーイシが手がけており、オーイシは「1作品でオープニング、エンディングも書いたのは初めて」と充実感をにじませていた。
「一節いいですか？」と口火を切ったオーイシが、サービス精神旺盛に「なまらめんこいギャル」のサビを歌い上げる場面もあり、最後まで観客は「キャー！」と大喜び。最高に盛り上がったイベントとなったが、上田は「歌声も聴けてすごくいい夢が見られそう」とにっこり。「北海道に行きたくなったり、ギャルに癒されたり、見どころが盛りだくさん。アフレコでニヤニヤしたり、自分も癒されました。『明日からも頑張ろう』と思えるエネルギーをもらえる」とアピールした。花守は「寒さに全く負けないギャルたちの熱量とかわいさは、本当に“なまらめんこい”です！ぜひ皆さんもギャルたちのかわいくて、忘れられない冬を楽しんでいただきたい」、佐倉も「北海道をもっと好きになっていく予感がする。ぜひ皆さんにも、この30分は北海道に旅行に行った、もしくは北海道に住んでいる！という気持ちになっていただけたら」と熱を込め、「冬木さんがセクシー」と語った島﨑も、「心のやり取りもきちんと描かれていく。そのグラデーションがすごく面白いです。セクシーもしっかりと飛び出しますが、人間ドラマとしても楽しめる。いろいろな楽しみ方ができる作品です」と呼びかけて、大きな拍手を浴びていた。
※記事内写真は（c）伊科田海／集英社・道産子ギャルはなまらめんこい製作委員会
