平昌オリンピックは16日、スキージャンプ 男子ラージヒル個人・予選を行い、8度目のオリンピック出場となる“レジェンド”葛西紀明選手(45=土屋ホーム)、小林潤志郎選手(26=雪印メグミルク)、小林陵侑選手(21=土屋ホーム)の兄弟、竹内択選手(30=北野建設)が、出場した。
★ノーマルヒルで7位入賞した小林陵侑選手は、ヒルサイズを(125m)を超える143.50mの大ジャンプをし、得点は127.6点で3位と好位置につけた。
小林(陵)選手は、「(素晴らしいジャンプになりましたが、どんなところよかったですか?)うまく風に乗れたところがよかったと思います。
(どんどん距離を伸ばしていきましたど、浮いていくような感覚は感じることが出来ましたか?)すごく気持ちよく浮いてきました。
(ノーマルヒルでいい結果が出ました。すごくいまいい状態で臨めていると思うんですが、どうですか?)今日の2本めは良かったんですけど、1本目はあまり納得行くジャンプではなかったので、修正して、明日に臨みたいです。
(修正のポイントはどんなところでしょう?)しっかりアプローチに乗ってくることを明日は気をつけたいですね。
(どんどん自身が深まっているんじゃないかと思いますが、明日に向かってお願いします)明日はノーマルヒルの7位を超えられるように、飛びたいと思います」
★葛西紀明選手は、122.5mで得点は104.2点で22位。
葛西選手は、「(『うまく噛み合ってくれば』というお話をしていましたが、今日はどうでしたでしょうか?)今日はよくなかったです。
(風は強い中でしたけど、そんなところの影響もあったのでしょうか?)今日もノーマル(ヒル)の大会同様、当たりハズレの大きい日ですね。
(そんな中で課題にされていたテイクオフいかがだったでしょうか?)テイクオフというよりも、今日はアプローチがうまく乗れてなかっので、スピードがでてなかったですし。ここがポイントですね。
(直前に、小林陵侑選手の大きなジャンプもありましたけど、どうご覧になりましたか?)風が当たれば、ああいう大きなジャンプが出きるぐらい調子上げているので、このまま試合でも当たってくれればいいなぁと監督目線で見てます。
(葛西さんの大きなジャンプを期待している日本のファンもたくさんいます。明日に向けて意気込みをお願いします。)今日、いい風当たらなかったので、明日は当たってくれると信じてがんばります」
★竹内択選手は、直前の小林(陵)選手の大ジャンプを受け、スタートゲートが2段下がったところからスタート。K点(125メートル)に届かない120.5mで得点 98.5点の27位。
竹内選手は、「(予選どうでしたか?)今日は(予選)通れば明日につながるので、とにかく、明日までに自分のジャンプが出来るようにということを考えて、いろいろと最終調整という形で飛びました。
(明日に向けてポイントとなるのは?)ポイントは風ですね。当たれば行くし、当たらなければ行かないので、それはノーマルヒルよりも当たり外れあると思うので、普段の行いとかがモロに出ると思いますので。
(ノーマルヒルにでられなかった悔しさも持っての明日のジャンプになると思いますが、あらためて意気込みを聞かせてください)ノーマル(ヒル)のときは自分が実力出せなかったので、仕方ないと思ってましたけど。今回、選ばれたので、選ばれたからには上位に行けるように。また、それをするためには自分のジャンプをする必要があるので、風のこともさきほど言いましたけど、あまり、風とかを考えるよりも、とにかく自分のジャンプというものを集中したい」
★ノーマルヒルでは風に恵まれず悔しい思いをした小林潤志郎選手は、115.0mで得点が89.5点の37位だった。
小林(潤)選手は、「(予選のジャンプ振り返ってどうだったでしょうか?)思い切って飛んでみたんですけど、課題が残るジャンプでした。
(その課題はどんな部分になるでしょうか?)台に力伝えられずにタイミング遅れたりとかしているので、しっかり直していきたいなと思います。
(ノーマルヒルの悔しさを晴らしたい明日の決勝になると思いますが、どんなジャンプをしていきたいですか?)日本代表として選んでもらったので、諦めず最後までとびたいなぁと思います」