茨城県初の“ほしいも”ブランド化への取り組み!“茨城スタンダード基準”公開

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 『ほしいもの日』制定記念 プレス発表会が10日、都内で開かれ大井川和彦茨城県知事、ほしいも愛好家の小松亜子氏、タレント・谷まりあが出席した。

 ほしいもの生産量日本一を誇る茨城県が1月10日を『ほしいもの日』に制定。ちなみに、なぜ1月10日なのかへ、漢字の「一」と「十」を重ねると「干」という漢字となることや10日の読みの「とおか」がほしいもの生産の工程の「糖化(とうか)」につながる、さらにこれからの時期がほしいもの最もおいしい時期となるということで、1月10日とあいなった。

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ほしいもの日の由来

 今回の発表にあわせ茨城県産のほしいものトップブランド化に向け新たな取り組みを発表することに。茨城県内には約550のほしいもを生産している農家があるそうだが、ブランド化としては東海村・那珂市・ひたちなか市が市単位合同で『ほしいも協議会』として活動となっており、茨城県という県単位では初という。本サイト記者が会場に訪れていた職員に、なぜこれまで県がブランド化に取り組んでいなかったのか質問をすると、茨城県民にとってほしいもは当たり前の存在だったことから意識していなかったことと、そんななかで昨今の甘薯(かんしょ)の盛り上がりが弾みとなっていることを明かしていた。

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基準

 このブランド化の概要として、“茨城スタンダード基準”を設けるとし、茨城県産のかんしょで糖度は13%以上を確認後、加工したものであることや、県内加工、水分率、ほしいもになったときの糖度などの基準も発表することに。

 大井川知事は、この取り組みへのロゴも公表。茨城県がほしいもシェア全国9割を持ちつつも、「さらに上を目指そうという気持ちです」と意思を示すとともに、『ほしいも王国いばらきプレミアム2024』を制定し「今後審査して発表していきたい」と明かす。

 具体的には、1月31日から2月2日まで募集し、2月中旬に結果発表を予定。以降、審査が通ったものは、大井川知事は「お値段も上がると思いますが、ご自身でも贈答用にでも。ほしいもの奥深さを楽しんでほしいと思います」と、意気込んでいた。

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大井川和彦茨城県知事がプレゼン

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ロゴもお披露目

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