俳優・岡田准一、加藤清史郎が16日から全国放送となる日本マクドナルド株式会社のスパイシーチキンマックナゲット 黒胡椒ガーリック新TVCM『先生の感想』篇に出演している。
CMはある学校の教室で、一人の生徒(加藤)が「マックのナゲットはおやつに入りますか~?」と大人を試すような質問を先生に投げかける。きっと答えられないだろうとクスクスと笑う生徒たちを前に、岡田先生(岡田)は迷うことなく、ある答えを言い放ちます。そんな岡田先生の姿に、まるでスパイシーチキンマックナゲット 黒胡椒ガーリックのような「刺激」を受ける生徒たちの姿を描く。
教師役の岡田はネクタイ姿、生徒役の加藤は制服を着て撮影現場の学校の教室に登場。にこやかな表情であいさつを交わした2人だが、実はこれが初共演。教室の机とイスを並べて監督と向き合う様子を見たスタッフが「三者面談みたい」とつぶやくと教室が笑いで包まれる様子が。
岡田と加藤の紹介を行った監督が生徒役のエキストラ全員の出席を取り、“クラス全体の一体感”が生まれたところで撮影がスタート。小道具のチョークを手に取った岡田は指揮者のような仕草を見せながら教壇に上がると、「本当の高校生なの? 若くていいなぁ(笑)」と生徒たちに話しかけ、コミュニケーションを図る。
席につくと笑顔でまわりの生徒に話しかけ、すぐにクラスの一員として溶け込んでいた加藤。しかしセリフを話す場面では、さまざまな要望を的確にこなす演技で周囲を圧倒。さらに「ホームルームの時間だから授業中より姿勢をくずしますね」など積極的に演技の提案を行う姿勢に、監督は「完璧すぎるね!」と舌を巻いていた。
「チキンマックナゲット」を“おやつ”、「スパイシーチキンマックナゲット 黒胡椒ガーリック」を“おかず”と表現し、授業中にもかかわらずパクリと食べるシーンでは「本気を感じる味だ」と小声で感動を表現していた岡田。素早くかじって「サクッ」と見事な音が鳴った場面でも「衣の本気を感じる音だね」と、調理担当のスタッフに話しかける姿を見せていた。そんな撮影が次々と進んだが、NGなしですべてのシーンを撮り終えるパーフェクトなものとなっていた。
撮影後、2人にインタビューが行われ、2人が爆笑連発の掛け合いを繰り広げた。以下全文。
――マクドナルドのCMで初共演された感想とお互いの印象をお聞かせください。
岡田:もうベテランだもんね。すごいんですよ、“ベテラン感”というか“幅の持ち方”とか…どこか(外国に)行ってたんだっけ?
加藤:それ、顔の話ですか(笑)?感性みたいなところですか(笑)?留学は、していました。
岡田:やっぱりな~。留学してるだけあって、プレゼン能力、『これはこうですよね』みたいな、“掴んで出す”みたいなのは、さすがだなと思って。
加藤:それはあの…褒め言葉ですか(笑)?ありがとうございます。やった~!
岡田:まるで起業家みたいでカッコよかった。素晴らしい俳優さんだなと。いろいろ模索しながら、会話しながら監督と作っていく
感じっていうのがすごいなと思って。清史郎くん、カッコいいな。
加藤:ありがとうございます!帰ったら家族に自慢します(笑)。(岡田さんと)お会いできることがすごく嬉しくてたまらなかったんです。(今回のCMは)結構シュールな作品になっていると思うので、本当にどう転がってもおもしろくなり得るものになっていて、だからこそ『どうする?』『ちょっとこうした方がおもしろいかも』っていうのを、岡田さんもすごいコミュニケーションを取られて模索しながらやられていて…。不意に(おもしろい演技を)されたので、僕は笑いそうになってしまって…役者失格だなと思いました。カメラの裏で岡田さんの(演技の)相手をしているときに、すごく真面目な顔でやってるのに対して『フフっ』てなりかけちゃった自分がいて…。
岡田:ずっと裏でカメラ映ってないとこで立っていてくれて、笑ってくれるから『なんて優しい子なんだ』って(笑)。すごく相手してくれるから、『いい子だな~』と思って(笑)。
加藤:(台本の)僕のところには『唖然とする』って書いてあるんですよ。なので、ふと違うものが来た瞬間に…ちょっと口角が上がっちゃって(笑)。本当に大ベテランの大先輩なので、幅の広さを感じながら撮影してました。岡田さんは本当に憧れの方なんです。『カッコいい』っていうのがひと言目に出てくる男の人って…僕にはなれない存在なので、そこに対する憧れもあります。あとはアクションとかそういう面でも、カラダの“利く”俳優さんって、めちゃめちゃ大好きなんですよ。なので、お聞きしたいこともたくさんあるな~と思いながら、あまりお話もできずに終わってしまって…。
岡田:褒めるや~ん(笑)。気分いいや~ん。(撮影の合間に)ちょっと動いたりしてたよね、刀(を振る動作)とか。なんかそういう芝居をやったりしてんのかな~なんてことを思って。
加藤:殺陣(たて)とかアクションとかも練習したりして。ミュージカルとかやるときに使うこともあって、今も公演でちょっとだけやっているんですけど。
岡田:すごい。ミュージカルできる人は本物ですからね。
――『スパイシーチキンマックナゲット 黒胡椒ガーリック』と新しいソースを味わった感想をお聞かせください。
岡田:これはもうね…“おかず”です。“おやつ”じゃないです。
加藤:『これはおかずです』って先生が言って唖然とするシーンがあった後だったんです、僕が食べたのは。普通に食べて『これは
おかずです』って言ってしまったので、まわりのスタッフさんたちに(笑)。
岡田:ガーリックが効いていたりね、何かガツンとくるものがあるから。
加藤:ほかにもいろいろ入っていて、ホワイトペッパーと唐辛子とか、そういう繊細さもありつつガツンとしてて。
岡田:香辛料もこだわってるんで。
加藤:ソース、どちらにしました?
岡田:悩むや~ん(笑)!これ本当に悩みます。どっちだろうな~…気分によって分けたいですね。
加藤:でも本当にそういう感じで、ガッツリいきたいのであれば『焦がしにんにく醤油ソース』の方を選んで、『カマンベール&パルメザンチーズソース』の方のマイルドになる感じもすごく好きで、これはいろんな食べ方できるなって。
岡田:なんかクリーミーなんだよね。クリーミーだけど深みのある感じのチーズ。醤油の方だと焦がしにんにくだから、ガツーンと来る感じもあるし。
加藤:あとオニオン入ってるらしいですよ。僕、オニオンって好きなんですよ。それもあって、焦がしにんにく醤油ソースもけっこう好きでしたね。
岡田:とにかくオススメです(笑)。おいしいです!
――『スパイシーチキンマックナゲット黒胡椒ガーリック』にちなんで、いま『白黒つけたい』と思っていることはありますか?
加藤:自分自身のことでは『再開するする詐欺』をやめようと思って(笑)。筋トレとかランニングとか、何かと季節とか寒さとか
を言い訳にしがちで、『暑すぎるからこの時期はやめよう』とか『寒すぎるから自転車乗るのはやめよう』とか。ちゃんと再開するつもりがあるならしようって、そこにちゃんと白黒つけてやらないと、いつかだらしないことになるなって。
岡田:わかるわ。目標高くしちゃうもんね。ランニングしようって言って、大抵の人3キロぐらい走っちゃうんです。これはもう絶対続かないです(笑)。1キロ歩いて…とか、徐々に上げていくんだったらいいですけど、『やるって決めたから5キロ走ってきます』みたいな人は絶対続かないです。そういうタイプ?(笑)。
加藤:あ、そういうタイプです(笑)。むかし10キロ走れたからやってみるか…みたいな感じでやっちゃうんで。だから続かないん
ですね。
岡田:僕がいま本当に白黒つけたいのは…大阪に『東天満西』っていうとこがあるんですけど、そしたら『西天満東』もあるんで
す。どうしたらいいの?そしたら『東天満南』も。これどうしたらいい?これを白黒つけたい(笑)。
加藤:それはどこに言えば白黒つけてくださるんでしょうね?(笑)。
――CMの岡田先生は「あくまで先生の感想です。と『スパイシーチキンマックナゲット 黒胡椒ガーリック』をおかずと言い切りま
すが、岡田さんと加藤さんが「あくまで自分の感想」と考えているマイルールや、人と違うこだわりの考え方を教えてください。
岡田:僕、右の方がかんたんに向けるんですよ。左の方がしんどいんですよね。人によって違うと思うんですよ。寝るとき右の方
がラクとか左の方がラクってあって、僕は右の方が明らかに喋りやすいです。それに気づいて、左に向くのがラクに変わるのかな?ってず~っと試したんですけど…これはね、変わらないです。右向くのがラクな人は多分、ほとんどずっと右向くのがラクです。これは『あくまで自分の感想』です。
加藤:僕は、右の方が向けるんだろうなって思います、野球とかも左バッターなので。スノーボードとかは…普通(左)ですね。
多分どっちでもないです、ごめんなさい(笑)。両方いけるかもしれないですね。
岡田:マイルール、ありますか?
加藤:食べ物です。ひと口目は、そのままの味の方がいいと思うんですよ。たとえば餃子とか、タレとかつけないでそのままで食べ
たいし、それこそナゲットもそのままの方が好きで、いつものチキンマックナゲットもひと口目は絶対にそのまま食べるんですよ。
岡田:チキンマックナゲットの形って4種類あるの知ってる?
加藤:そうなんですか!?
岡田:“ブーツ”と“ボーン”と“ボール”と“ベル”って4つあって…“ブーツ”の端っこにソースをつけて食べるの好き。いちばん最初に“ブーツ”を探してソースつけて食べてます。ぜんぜん関係ないけど…こだわり?(笑)。
加藤:でも、これがマクドナルドさんとお仕事をするってことなんだなと思いました。
岡田:いやいやいやいや、リアルです(笑)。
――「大人の先生」を演じた岡田さん、「これから大人になる生徒。を演じた加藤さんが「大人になったな」と感じる瞬間や出来事があったら教えてください。
加藤:サウナから出たときに、飲み物を飲むじゃないですか。それがすごくおいしくって。何でおいしいのかなと思ったら、そのジョッキが凍ってたんですよ。これまではジョッキって凍らして何になるんだろうと思ってたんですけど、凍らせる意味がわかって、『ジョッキ凍らせたらおいしく飲めるんだ』って思って、その意味に気づけたのって、僕も少し大人になったのかなって思いました。
岡田:こだわりの意味が知れるとね、大人になった感じがするよね。僕はそうですね…チーズをチーズ専門店に買いに行ったとき。
チーズだけ買いに行くことないでしょう? チーズだけ買いにいったら大人だよ(笑)。わかる?雰囲気、雰囲気の話。チーズだけをチーズ専門店に買いに行くって、ないじゃない。『チーズ買ったろう!』と思うじゃない。感じあるよね?感じありますよね?
加藤:たしかに僕、今すぐに行ける感じではないですね、チーズを買いに。それ行けるんだったら僕ももうちょっと大人になれると
いうことですか(笑)。
――先生を演じた岡田さんが生徒役の加藤さんに教えたいこと、また加藤さんが岡田さんに教わりたいことは何ですか?
岡田:教えたいことって…もうだっていろいろできるからね。僕も14歳くらいから働いてて…気がついたらなんか『年上の人ですよね?』みたいな感じになってるから。清史郎くんも気がついたら上になってると思うよ(笑)。本当に気がついたらね、いつの間にか先輩になってる。『オレ後輩だったのに、いつの間にか先輩になってた』って。まだでも、それについて行けてないんだよね、オレ(笑)。だいぶ上に思われてて、『岡田さん』って言われるようになって長いんですけど、まだついていけてないです。
加藤:『それについていくためにはどうすればいいですか?』っていうのを教えていただこうかと思ったんですけど…。
岡田:30何歳ぐらいで変わるんですよね…37くらいでコロッと変わった瞬間があったんですよね。今43なんだけど、37ぐらいで。先輩キャラっていうか先輩の方向になっていく、そういうのを自覚した時期があって。そういうのもあるから楽しんで、いろいろ今のうちにやれることを、後輩でいられるうちにいっぱいいろんなことを吸収して。37ぐらいになったら“大人扱い”を受けるようになってくるというか…先輩後輩でもなくて“大人の方”っていう感じが出てくるから、そこまでいろいろ楽しんだ方がいいと思います。“清史郎くん”って言われてるだろうけど、37くらいだったら、たぶん“清史郎さん”ってなるから(笑)。
加藤:36(歳)まで“清史郎くん”なんですか!?僕は(笑)。
岡田:子どもの時のイメージがあるからね。それを越えていくっていうのも楽しいことじゃない。大変だと思うか、楽しいと思うか、
越えていく楽しさもあるから。素敵だなと思ってます。
――「スパイシーチキンマックナゲット 黒胡椒ガーリック。ファンの皆さま、視聴者の皆さまにメッセージをお願いします。
岡田:今年も『スパイシーチキンマックナゲット 黒胡椒ガーリック』が登場いたします。
加藤:白黒つけたいときに、自分を貫きたいときにぴったりな、刺激的な味わいです。
岡田:さらに期間限定で焦がしにんにくの味わいが食欲をそそる『焦がしにんにく醤油ソース』と。
加藤:2種類のチーズの濃厚な味わいの『カマンベール&パルメザンチーズソース』も登場します。
岡田:1月17日より期間限定で登場いたします。皆さんも全国のマクドナルドで刺激的なおいしさと2種類のソースの味わいを。
2人:ぜひ、お楽しみください!
CM『先生の感想』篇は30秒で16日より全国放送予定!
■CMURL
https://www.mcdonalds.co.jp/campaign/spicynuggets/