グローバルボーイズグループ『JO1』川西拓実、俳優・桜田ひよりがW主演し2024年5月に公開予定の映画『バジーノイズ』(監督:風間太樹/配給:ギャガ)。本作の特報映像とティザービジュアルが22日、解禁となった。
漫画家・むつき潤氏が2020年まで『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)に連載していた長編デビュー作が原作。DTM(デスクトップミュージック)を題材に、登場人物たちの心理描写のリアルさ、独特な音楽表現など、音楽コミックスとして大きな話題を呼んだ。川西は、マンション管理人をしながら住み込みで1人暮らしをしている清澄(きよすみ)役、桜田演じる潮と出会ってしまったことによって、閉じた世界に強烈なノイズが流れ込んで葛藤を続ける。
公開されたのは、<Type:清澄>、<Type:潮>、2種の特報映像。<Type:清澄>では、「何もいらない。頭の中の音を形にできれば、それでいい」と、孤独で静かな世界でひとり音楽を奏でる清澄の部屋に、「君は笑って、ぶっ壊したんだ」という言葉通りに、窓ガラスを割って入り込む潮。しかし、その出会いによって初めて知る“感情”が溢れてしまう清澄の様子も描かれている。
一方、<Type:潮>では、「ずっと誰かにお薦めされた物だけで生きてきた」という潮が、「心の奥がギュッとなる」清澄の奏でる音楽に出会ってしまい、潮の心が突き動かされる様子が描かれます。ふたりが出会い、そして航太郎や陸との出会いが連鎖し、180度変わりはじめる清澄と潮の世界。ドラマ「silent」風間監督ならではの、エモーショナルで切ない質感の映像を垣間見ることができる仕上がり。
ティザービジュアルでは、エモーショナルで切ない青春が表現された色合いに、「音楽」によって変わりだす清澄と潮を表すように、ヘッドホンをつけたふたりの姿が印象的なポスターに仕上がっている。
また、今回の発表にあわせて、藤井風やiri、adieu(上白石萌歌)をはじめとしてアーティストのプロデュースを務めるYaffle氏が音楽プロデューサーにあたる「music concept design」として本作に参加していることも公開。劇中で流れる清澄が作る楽曲をすべて手掛けているとしている。
※記事内画像は(C)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会