『Virtual Anime Fes』プレミア・アンバサダー任命式が27日、都内で開かれタレント・後藤真希、期間限定3人組ユニット『サテライト』のかえる役の高橋花林、ねいろ役の下地紫野、東映アニメーション企画プロデューサーの野口光一氏が出席した。
『Virtual Anime Fes』は、東映アニメーションの新規事業『ONN’ON STUDIOS』による、プロジェクト初の試みのVR空間を用いた新作ラインアップイベント。東映アニメーション設立当時のスタジオを再現した東映動画スタジオのリアルミニチュア展示とバーチャルワールド上の「東映動画1956」、1999年代の日本のオタク部屋をコンセプトにソニーの協力を得て誕生した「ノスタルジア1999」、そして「1956年の大泉学園エリア」「1999年の秋葉原エリア」「2017年の羽田空港エリア」「近未来の渋谷エリア」など、異なる四つの世界を集約させたマルチバースなテーマパーク空間を創出する「ImaginaryPark2070」といった三つのバーチャル空間を楽しむことができる。
イベントでは後藤が『Virtual Anime Fes』のアンバサダーに就任。「わたし自身も、去年の終わりぐらいにVチューバーデビューしたばかりなので。だから前よりもすごく身近に感じてうれしかったです」と笑みを浮かべる。
後藤が実際にメタバース空間をプロデュースするならという質問があり、「アニメの中の世界観を実際につくって。その中で自分がアニメのキャラクターになったような気分を体験できたら面白いかなと思いました」と返答。すると野口プロデューサーから「実は今回、本当にアニメの世界に入れるというコンセプトのアニメワールドをつくったんです。だからたとえばプリキュアの世界に入ることができるとか、今後もそういうところはどんどんつくっていきたいと思います」と、今後の構想を明かしていた。
一方、下地は後藤とのイベント出演に、「伝説の方なので緊張します。ごあいさつした時も本当にオーラがすごくて。人生でこんなことがあるんだと思うくらいビックリしています」と、驚きっぱなしといった様子を見せれば、高橋も「言葉が出てこないくらい」と見入る様子も。さらに『サテライト』メンバーのメモリ(cv:麻倉もも)もモニターに登場し、メモリから「ライブも緊張しましたけど、すぐ横にあこがれの後藤真希さんが立ってる方がもっと緊張します。あこがれの人ですし、伝説の人ですよね。メモリも後藤真希さんのように、愛される人になりたいです」と意気込んでいた。
