体をくねらせながら熱演する佐久間
アイドルグループ『Snow Man』佐久間大介が14日、都内で映画『マッチング』（脚本・監督：内田英治／配給：KADOKAWA）トークイベント付きバレンタインデー特別試写会に俳優・土屋太鳳、金子ノブアキとともに登壇した。
マッチングアプリのプロフィールがウソだったら？マッチングしたのが危険な人物だったら？さらに、あなたの大切な人の別の顔が暴かれてしまったら？──出会いの裏に仕掛けられた“罠”の恐怖が増大していく様子を描いた内田英治監督によるオリジナル脚本のサスペンス・スリラー作品。土屋はマッチングアプリでの出会いをきっかけに、次々と襲い掛かる先の読めない恐怖に見舞われる恋愛に奥手な主人公・輪花（りんか）役で主演。マッチングアプリ運営会社のプログラマー・影山役を金子、あちこちのアプリでトラブルを起こしているというストーカー・吐夢役を佐久間が演じている。
上映後、LINE VOOMで生配信されるなか登場したキャスト陣。佐久間もカメラを意識しながら「スイートな時間を作りたいと思います」と、とろけるようなセリフをしたり、写真を撮るカメラマンたちへも1カメラずつ目線を配る“プレゼント”をしたりとサービス満点ななかスタート。
司会から、本作を観て出会いについて感じたことは？との質問が。これに佐久間は、「マッチングアプリって、会う前からそこが一致してるっていうのは、全然縁がないジャンルで、すごいなと思いますね。もう人生のタイミング的にもそういうのに触れてきたというのが、今んとこないので。でも、いろんなとこに登場しそうだね。この仕事とかも含めて」と関係しそうと話すとともに、「僕の学校の後輩の子がマッチングアプリをめっちゃって、結構な人数に会ったことがあるんです。いろんな人がいて、医者の人もいれば、とか、趣味を今すごい頑張ってるんだって人とかに会えるらしくて、お友達に実際になったりとかもあったりするらしいんです。なかなかいいツールだなと思いますね」としみじみ。
イベント後半には、バレンタインイベントにちなんで、事前に観客らから募集したマッチングアプリに関する質問を答えていくコーナーを開催。まず1つめは、家族に相手を紹介するときにマッチングアプリで出会ったことを伝えるべき？という質問があり、佐久間は、「いいと思いますよ。よっぽど失礼なことがない限り。結局、大事なのってどこで出会ったかっていうよりも、どういう人かじゃないかな。だから、それをちゃんと、自分の親に、この人はこういう人なんだよっていうのを紹介できるのであれば、 全然言ってもいいのかなって。マッチングアプリで出会おうが、普通に出会おうが、親御さんは相手がどういう人かっていうのが心配じゃないですか」と、意見を披露し、土屋もうなずく様子が。
ここでその1問目の質問者へアドバイスをするよう求められ、カップルの男性が女性とやりとりした後に「送ったのは僕じゃなくて彼女」というと、佐久間は「ちょっと、ちょっとイチャイチャするのやめてもらえます（笑）」と、カップルのアツアツそうぶりをイジる。さらに「彼女さんのこと好きですか？」と質問すると男性から「好きです」と返り、佐久間はそんな2人をニヤニヤ見ながら「俺も好き！いやー、今のめっちゃいいな」と楽しげで、その後も、交際期間などをグイグイと尋ねて「キュンキュンする話好きなんです。あの2人すげーキュンキュンできる！」と、当てられた様子を見せていた。
2つめは、初対面で猫をかぶってしまうという方から。佐久間としては極端な例として、ギャル男のような口調とポーズをとって「こういうのがスタートだったら、それずっとやっていけないといけなくなるし」と、さすがにそういうものを続けるたりするのはどうかと思うようだが、初対面で良く見られたいという気持ちは共感があるようで「猫かぶっていこう」という結論に。
3つめは出会いがないと嘆く方へ、佐久間は「見てるところがたぶん狭いんですよ。もっと広げてみると、意外といろんな人がいるんだなって。友達の友達とか、あとはなんかその会社の中でも会ってない人がいたりとか、 学校の中でもまだ喋ってない人がいるとかあると思う。ちょっと視野を広げてみるっていうのはありかな」とアドバイスしていた。
ほかにも、マッチョ体型が好きで付き合ったところ、そのお相手が太ってしまったというものに対しては、土屋が「一緒に鍛えるのはどうですか。筋肉を確認しあえるし」というと、佐久間も「走るよりも歩く方が脂肪燃焼しやすいらしいよね。お散歩に行きましょうって、うちの岩本照が言ってました」と、岩本の言葉を引用。ちなみに佐久間としては、「お散歩いいね。1人でもお散歩しに行っちゃうんです。好きで」とも話していた。
映画『マッチング』は23日より全国公開予定！
