『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』(監督:外崎春雄)アメリカ・ニューヨーク舞台あいさつが10日(日本時間)、アメリカ・Regal Union Squareで開催され竈門炭治郎役の花江夏樹、我妻善逸役の下野紘、英語吹替版の我妻善逸役Aleks Le、高橋祐馬プロデューサーが登壇した。
漫画家・吾峠呼世晴氏が少年誌『週刊少年ジャンプ』に連載していたシリーズ累計発行部数1億5000万部を突破した漫画『鬼滅の刃』。2019年に2クールでTVアニメ放送され人気に火がつき、20年10月には『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の公開、21年から22年には、『テレビアニメ「鬼滅の刃」 無限列車編』『テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編』、『刀鍛冶の里編』が放送され、いずれも人気を博し、2024年春には『テレビアニメ「鬼滅の刃」柱稽古編』の放送を予定している。本作では、《刀鍛冶の里編》第十一話の劇場初上映に加え、来たる鬼舞辻無惨との決戦に向けた柱稽古の開幕を描く《柱稽古編》の第1話が楽しめる。
以下、公式レポート部分。
花江が呼吸を交えながら挨拶すると、会場に詰め掛けたファンたちは、盛大な拍手とともにキャストたちを迎え入れた。
舞台あいさつのためにニューヨークのさまざまなスクリーンを一日中駆け巡ったという花江と下野は、アメリカのファンの「鬼滅の刃」への愛の熱量を存分に感じたようで、「ファンのみなさんに温かい笑顔で包まれたり、禰豆子の格好をした小さい女の子に手紙をもらったりしてうれしかったです!」(花江)「どうしても自由の女神が見たくて見に行ってきました!ニューヨークという町がどれだけ鬼滅の刃が好きなのかということを体感しました。だから僕も今こんな(自由の女神のカチューシャをつけた)格好をしています!(笑)」(下野)と、思い思いの感想を語った。
そして、もうひとり特別なゲストとして善逸の英語版声優を務めるAleksが登場!花江や下野とも面識があるというAleksは、下野との初対面がかなり印象深かったようで、その時の出来事について、下野は「もともとAleksくんと、電話やオンラインで会う機会はあったのですが、いつか直接会いたいね、アメリカに行ったらお酒を飲んでご飯も行こうねと言っていたんです。そしたらちょうど一か月後に僕がラジオの収録でスタジオに行ったらAleksくんがいたんですよ!」と話し、花江は「ちょうど「鬼滅の刃」のラジオ番組を撮っていて、下野さんにサプライズでAleksを呼んだんです。そしたら下野さんは一時間くらい遅刻してきて…(笑)」とまさかの事実を暴露。
Aleksは、「ダブルのサプライズだったよ(笑)まさか会えるとは思っていなかったし、スタジオに行ったら花江さんしかいないし…。そうしていると下野さんが何事もないように横を通りがかったから、また驚いたんだ。今何が起こったのか!?ってね(笑)」と、想像もしていなかった初対面の貴重なエピソードを明かした。
またAleksは「善逸、炭治郎、私はあなたたちの大ファンだ!2人から私はたくさんのことを学んだよ。ここ数年で友達になれる機会もあって光栄だ。本当にありがとう」と熱いメッセージを送った。
最後に、『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』の見どころを聞かれると、花江は「なんといっても柱稽古編なので、柱たちのかっこいい姿がたくさん見れます!ぜひ楽しんでください」と話し、下野は「善逸、伊之助、ね~~~~~ずこちゃん!にも注目してほしいです」と、セリフを交えながら熱弁!Aleksは「ぜひ善逸に注目してほしい!下野さんの演技は本当にクレイジー!彼はナンバーワンの声優だよ」と善逸を猛プッシュ。
プロデューサーの高橋は、「刀鍛冶の里編の11話と、柱稽古編の1話を見ていただきますが、刀鍛冶の里編では炭治郎のアクションや、禰豆子のエモーショナルなシーンが楽しめます。柱稽古編では柱と鬼殺隊のメンバーが厳しいトレーニングに励み、鬼舞辻無惨とのバトルに備えます。アクション、コメディ、エモーション、シリアスすべてを楽しむことができるので、楽しんでください!」と締めくくると、会場からは割れんばかりの拍手が贈られた。
※記事内画像は(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable