映画『マダム・ウェブ』(監督:S・J・クラークソン/配給:ソニー・ピクチャーズ)日本語吹替版プレミア上映ナイトイベントが21日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開かれマダム・ウェブ役の大島優子、ジュリア・コーンウォール役の潘めぐみ、アーニャ・コラソン役のファイルーズあい、マティ・フランクリン役の伊瀬茉莉也、エゼキエル・シムズ役の子安武人、俳優・萩原聖人とともに登場した。
マーベル初の本格ミステリー・サスペンス作品。ニューヨークを舞台に、未来が視えるようになったキャシー(マダム・ウェブ)が主人公。偶然に出会った3人の少女が黒いマスクの男に殺されるというビジョンを見たことから、3人を助けようとするのだが、思わぬ方向へと話が転がっていく……。大島は主人公のキャシー・ウェブ役の日本語吹き替えを務めたことからゲストとなった。
潘と伊瀬は出演が決まった時のことへ2人とも口をそろえて「光栄」といい、潘はとくに、「ドラマシリーズにはかかわらせて頂いてましたが、映画での出演は初めてなので、夢がかなったって」と、感激。さらに、隣に立っていた大島とは「13年前に実写映画で共演させて頂いて、13年ぶりにお会いさせて頂いて」と、頭をさげると、大島も丁寧に返してほほ笑みあふれる展開に。
ファイルーズはアーニャを「愛される感じのじゃじゃ馬」と表現しつつ、「最初は冷めているこの印象を受けるかもしれません。けど、実はものすごく頭が良くて誰よりも努力してきて。自分で力をつけていっていて」という努力家な部分があるそうで、フレッシュな演技を求められたとも。
一方、子安演じるエゼキエルが司会から“怖い役”と言われると、「優しくしゃべったのに」と笑う。すると潘が「あんな声で追いかけられたのは怖かったですし、楽しかったです」と伝えると、子安は「(映像内の)役者さんが怖いんです。僕は声を入れただけです」とクールな返答……だけではなく「でも潘ちゃんに言われるならそうかな」と言い出し、この“不意打ち”に、潘は「キュン!」と、のけぞっていた。
さらに子安は吹き替えの魅力として、「本物の役者さんが素晴らしいお芝居をしていてなるべくそっちでやりたいなって思ってました。あまり怖いイメージではなくて、僕にとっては面白くて、可愛らしい人だと思ったんです」といい、それに合わせるように作品へも「すごく面白かったですよ。吹き替えは見るのもやるのも好きです。表情を集中して見ることができて、画面に没頭できるのがいいなって思って」とのことだった。
ちなみに、イベント内で萩原の役柄がウェブの相棒のベン役ということも発表。子安はこのベンがお気に入りのようで、「僕のオススメはベンです。本当にいいんです!友達になりたいくらい」と、詳細は言えないそうだが、とにかく魅力にあふれているとアピールしていた。
また、イベントでは『未来予知チャレンジ』と題して箱の中身を当てる、バラエティーでもおなじみのゲームを3チームに分かれて展開。子安とファイルーズが組み電動クモを触ることとなったが、ファイルーズが興味津々にクモを引き寄せたことから、子安とボックスの中で握手する展開となり、5人が正解を出し「みんな当たったの!?」と驚くなか「僕はファイルーズあいしか触ってないので」と話して、キャスト陣を沸かせていた。
映画『マダム・ウェブ』は23日よりIMAX(R)ほか全国の映画館で公開!