増田貴久 実母が嫉妬した相手?再タッグな演出家から「一生懸命で真面目」

増田貴久 実母が嫉妬した相手?再タッグな演出家から「一生懸命で真面目」3

((c)エッジライン 撮影:水華舞)

 アイドルグループ『NEWS』増田貴久が3月11日に東急シアターオーブで、主演ミュージカル『20世紀号に乗って』(演出・振付:クリス・ベイリー)公開ゲネプロを前に珠城りょう、小野田龍之介、上川一哉、渡辺大輔、戸田恵子、クリス氏とともに会見を開催した。

 豪華客室を備えた高級列車「特急20世紀号」を舞台に巻き起こるノンストップ・コメディー。増田は多額の借金を抱えた舞台演出家兼プロデューサーのオスカー・ジャフィ役を演じる。演出を務めるクリス・ベイリー氏とは2020、21年の舞台『ハウ・トゥー・サクシード』でタッグを組んでおり、本作で再びのタッグ。ほかヒロインのリリー・ガーランド役に珠城りょう、オリバー・ウェッブ役に小野田龍之介、オーエン・オマリー役に上川一哉、ブルース・グラニット役に渡辺大輔、レティシア・プリムローズ役に戸田恵子がキャスティングされている。

 スーツに白いシャツ、赤のネクタイと、キービジュアルそのままの姿で登場した増田。まずは、再びのタッグを組むクリス氏から、前回の公演では「一生懸命で真面目」と評していたが、今回のけいこを通しての印象へ「本当に本当に一生懸命な頑張り屋さんです。パッショナブルで座長さんですが、いたずらごころもあって。エネルギーをカンパニーのみなさんの中に振りまいています。フロントマンとしてもいらっしゃるので、役者以上に頑張られている印象です」と、その頑張りを称えつつ、「ここにいる素敵な俳優陣、後ろに控えている俳優陣も素敵なカンパニーだと思っています」と、けいこ場の雰囲気も届けた。

 そんなクリス氏の演出は、「細かく教えてくれるんです」ということだという。何か1つのことを聴くと自身の経験や、知識を駆使して20や30の具体的な答えを教えてくれるそうで「知識量とかすごい量の情報データベースみたいです。けれど優しく導いてくれるんです。クリスが思うドンピシャなところを教えてもらった」と、理解しやすいもので信頼を寄せていたそうだ。

 さらに、戸田と増田は20年来の関係があるそう。その2人の関係に質問が挙がった際に、戸田が「増田くん」と言おうとすると、増田が「まっすーでいいですよ」と、“いつも”の呼び方にするように促す一幕が。「まっすうーが、TVで歌っているのを観たときに、良かったよとかメールを送ったりしていて」と、近い関係性のよう。背丈が小さい頃からの付き合いで「大きくなったなって」としみじみ話す戸田は、いまは「母のように見ています」と、目を細めていた。

 そんな戸田からは、特別にお弁当を振る舞ってもらっているという増田。そのお弁当をSNSにアップロードしているそうで、実母から最初は羨ましがられたそうだが、その声に次第に嫉妬も入り交じるようになったと苦笑いしつつも、「けいこ期間中は戸田さんのご飯で育ちました」と、感謝していた。

 またけいこ場では小野田にけいこ着をおねだりされてプレゼントしたという増田。そのときの小野田について増田は「言っちゃいますけど、“汚い”って言われて」というリアクションをされたという。小野田によると袖のところに穴が空き、くすんでいたそうだが、もともとそういうデザインだそうで増田は「2回しか着てないし、3回洗って渡したんです」と、小野田と丁々発止なやりとりを繰り広げていた。

 そして、「素晴らしい作品をお届けできるのが嬉しいなって思っています。観てもらっている時間が特別なものになるようにと思っています」と、メッセージを寄せてゲネプロへと向かっていった。

 ミュージカル『20世紀号に乗って』東京公演は12日から3月31日まで東急シアターオーブにて、大阪公演は4月5日から同10日までオリックス劇場にて上演予定!

 撮影・文:水華舞

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