鈴木愛奈「最弱テイマー」役作りで「結構悩んだ」部分とは?AnimeJapan 2024ステージ

鈴木愛奈「最弱テイマー」役作りで「結構悩んだ」部分とは?AnimeJapan 2024ステージ3

「最弱テイマー」ステージが開催(撮影:水華舞/(C)エッジライン)

 TVアニメ『最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。』ステージが3月23日に東京ビッグサイトで開催されたAnimeJapan 2024のABCアニメーションブースで開かれアイビー役の鈴木愛奈が登場し、司会は栁瀬一樹宣伝プロデューサーが務めた。

 作家・ほのぼのる500氏の同名作品。前世の記憶を持ち不吉な子供として村から追われ、魔物を手なずけるスキルを持った最弱テイマーの少女・アイビー。わずか9歳ながら『捨て場』のゴミを拾いながら冒険の旅に出たアイビーのモンスターや人との交流などのサバイバルファンタジーが描かれている。2024年1月からTVアニメが放送されており、いよいよ最終回も間近となっている。

 アイビーの旅のお供のスライム・ソラのような形をしていたイヤリングをして登場した鈴木。「距離近いんですね!嬉しい!」と観客と近距離のブースに興奮しつつスタート。

 鈴木から作品の説明から入ることとなったが、大まかな概要をすらすらと話していたが、栁瀬プロデューサーからステージ前に説明するよう突如振った、台本にはなかったものと明かされ、観客たちを唸らせることも。

 アフレコへは、1話から3話はアイビーが1人語りが多かったということで、「ずっと1人で孤独にブースに入って向き合う感じだったんです。だから寂しいなぁって」と、当時の心境を。

 そのアイビーへの役作りとして「旅をするために男の子っぽくしていて、3話で幼少のころと年齢が行き来するときも、このぐらいの年齢だったら声の感じ変わらないかなとか結構悩んだんです」と、手探りするとともに、「原作から知ってくださっている方もいるのでアイビーを汚しちゃいけないし、みなさんの大好きなアイビーをというプレシャーもありました」という不安もあったという。しかし、この日も温かいコメントのお便りが寄せられており、「こうしてみなさんにお声を頂けて、みなさんに素敵だと思ってもらえるものをお届けできたということで嬉しいですし、自信にもなりました」と、しみじみ。

 好きなシーンの話題へ。冒険者で炎攻撃のスキルを持つキャラクター・ラットルアがお気に入りだそうで、「炎の魔法を使えるので花火を作ってくれたりするんです。そうやって、みんなで花火を見たりとか、アイビーも笑顔になってとか。髪型が独特ですけど、アイビーのことを細かくしっかり見てくれていて。頼りがいがあるお兄ちゃんていう感じです」と、お気に入りなのだそうだ。

 その後、鈴木と観客たちへのプレゼントコーナーで『最弱じゃんけん』というルールで行ったが、鈴木が勝ちすぎてしまいプレゼントする人数がプレゼントより少なくなってしまったということで、急きょプレゼントが追加される大盤振る舞いなコーナーも挟みつつエンディングへ。

 そして、栁瀬宣伝プロデューサーからは、最終話にはCパートもあることが予告し「絶対に観てほしい!」と強くアピールしたり、鈴木から「AnimeJapanで、こうしてイベントをさせて頂いて、多くの方に集まって頂いて、たくさんおたよりを頂いて心が温かくなりました。残すところ1話です。放送が始まったらあっという間だったなって感じています。寂しい気持ちもありますけど、アイビーが見つけたものは成長につながったり、ソラと出会えたことで、この人だったら頼っていいんだなと思えたことが、アイビーの成長の1つだと思います。最後の最後まで、アイビーを応援して頂けたら」と、メッセージを寄せていた。

 撮影・文:水華舞

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