TVアニメ『喧嘩独学』オンライン試写イベントが3月30日に開催され志村光太役の丹羽哲士、金子亨役の岡本信彦、八潮秋役のファイルーズあい、ハマケン役の武内駿輔、扇達也役の中村悠一が登場した。
漫画家・T.Jun氏が絵tがける動画配信サイトで喧嘩を独学して成り上がっていく貧弱主人公を描いた作品。4月10日よりフジテレビ『+Ultra』ほかにて放送を予定している。
以下、公式レポート部分。
2500人を超える視聴者が集った『喧嘩独学』1話、2話のオンライン試写が終わり、YouTubeの生配信上には丹羽哲士(志村光太役)、岡本信彦(金子 亨役)、ファイルーズあい(八潮 秋役)、武内駿輔(ハマケン役)、中村悠一(扇 達也役)が登場。
武内「勢い抜群!」、岡本「カネゴンもやばいやつだけどハマケンもやばいよ!」と早速大盛り上がり。イジメと貧乏に耐えるカースト最底辺の高校2年生・志村光太を演じる丹羽は本編を鑑賞して「全部見逃せないところだらけで。漫画から飛び出したキャラクターが動いていて、感動が深く深く湧き上がりました。」とコメント。初めて主役を務めたことに触れ「普段アニメ見るのとは違う感覚です」と今の気持ちを話すと、「新人に見えない」と先輩チームが絶賛しました。
光太と共にニューチューブチャンネル『喧嘩独学』を立ち上げることになる金子 亨(通称:カネゴン)役の岡本は「誰にも勝てないところがいいですね(笑)悪そうな顔をしていますが可愛らしいシーンもあったり、心理戦にも負けてしまったり、やっていて楽しかったです。」と思い返しました。
光太やカネゴンと同じ高校に通う帰国子女の1年生・八潮 秋役のファイルーズは「T.Jun先生の作品は女の子が素敵なんです。原作を読んだ時に、秋は心惹かれる魅力がたくさんありました。これから主人公の光太とカネゴン、秋がどう絡んでいくか注目してほしいです。」さらに「まつ毛の一本一本、ボディライン、細かいディティールへのこだわりも凄いです!」と熱を込めて感想を述べました。
光太をゴミのように扱う不良・ハマケン役の武内は「ハマケンはとりあえず大きな声出していれば……(笑)自信満々に声出しているやつの煙たさを意識したりしました。表情が1話と2話でも全く違いますし、声でもその変化を乗せています。」とニューチューブ人気配信者としての顔と、不良としての顔、その二面性が印象的なハマケンを演じるにあたっての裏側を明かしました。
そして光太とはクラスメイトで圧倒的なオーラを放つ総合格闘技選手・扇 達也役の中村は「中身はまだ言えないですが、これから扇と志村がどのように関わっていくのか3話以降を楽しみにしてください!間抜けで好きなんですよね(笑)」と今後の展開の面白さをアピール。それぞれから期待が高まるメッセージが寄せられました。
役づくりについて聞かれると丹羽は「光太が置かれている環境というのが、絵だけではなくお芝居でもわかるようにということと、視聴者の皆さんが没入できるようにということは意識しました。」と言い、武内も「表面上は静かに見えるけれど、内に秘めた気持ちの表現を丹羽くんが力を入れて頑張っていました。」と振り返りました。
岡本が意識したのは“コミカルさ”。注目ポイントは”キムチ二刀流でボコボコにされるシーン”で、「実はアドリブで色々言ってるんです。オンエアでよく聞いてみていただけたら!」と話しました。
ほかにもファイルーズ「『クセを入れてほしい』というディレクションがあったので、そういうエッセンスを入れることは意識しました。」、中村「強さを言葉で表すのではなくて、大きな声で詰め寄らなくても自分の手で物事を静止できる心の強さを気にしました。」とそれぞれのこだわりを明かしました。
そんなトークが続くなか、中村は「このクラスめちゃくちゃだよね?!」とコメント。「ずっと寝ているやつと、ずっと怖くて動画撮ってる迷惑系ニューチューバーがいる」と衝撃の事実に気がつき、笑いを誘いました。
イベント最後には、丹羽が「魅力的なキャラクターがどんどん増えていきますので、光太の成長だけでなく、みんなの個性もみてもらえたら幸いです。よろしくお願いいたします!」と見どころを挙げ、イベントは幕を下ろしました。
※記事内画像は(c)PTJ cartoon company・金正賢/LDF・喧嘩独学製作委員会